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【2016年版】初心者向けJavaScriptフレームワーク5選

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JavaScriptを使ったシステム開発では、フレームワークの利用が欠かせません。プログラミングの生産性を向上させることができますし、保守管理の工数を減らすことにもつながります。各フレームワークの書き方を知る必要はあるのですが、それも最初だけ。システム開発の各フェーズでメリットが得られることでしょう。

本記事では、システム開発で採用されることの多いJavaScriptフレームワークについてまとめました。これからJavaScriptを使った案件に取り組む方だけでなく、最近のフレームワーク事情に興味がある方にも参考にしていただければと思います。

人気のJavaScriptフレームワーク5選

AngularJS

AngularJS

https://angularjs.org/

JavaScriptフレームワークとして、圧倒的な人気のAngularJS。検索エンジン最大手のGoogleが開発した、フルスタックのフレームワークです。MVCアーキテクチャを採用していて、双方向のバインディングやルーティングなどの機能が盛り込まれています。

現在、AngularJSの進化版であるAngular 2がベータ版としてリリースされています。AngularJSの特徴を受け継いではいるものの、機能面では違いも見られます。Angular 2の導入を検討する場合は、慎重に行うようにしましょう。

React.js

React.js

https://facebook.github.io/react/

React.jsは、Facebookが開発したJavaScriptフレームワークです。FacebookやYahoo!などの大手サイトで採用されていることもあり、近年急激にシェアを伸ばしています。

React.jsはMVCのViewにあたる部分を構築するフレームワークで、Fluxを採用していることからシンプルに実装していくことができることが特徴です。スケールしやすいこともメリットですね。

Aurelia.js

Aurelia.js

http://aurelia.io/

JavaScriptフレームワークの中でも新しい部類に入る、Aurelia.js。2015年にリリースされたばかりです。React.jsと同様、最近注目を集めているJavaScriptフレームワークの筆頭と言えます。

特徴としては、AngularJSなどの主要フレームワークをベースに最新の機能が盛り込まれているところ。双方向バインディングやルーティングのほか、モジュール構造、Ruby on Railsと同様の「設定より規約」の思想が盛り込まれています。

Knockout.js

Knockout.js

http://knockoutjs.com/

Knockout.jsはMVVM(Model、View、ViewModel)アーキテクチャを採用しているJavaScriptフレームワークです。AngularJSやReact.jsなどの大手フレームワークと並んで、世界的に人気です。

機能としては、HTMLとJavaScript間でのデータバインディングに特化しているところ。機能が限定されている分、習得や導入のコストは低いと言えるでしょう。カスタムバインディングを設定することも可能です。

Vue.js

Vue.js

http://jp.vuejs.org/

Vue.jsもJavaScriptフレームワークとしては新しい部類に入ります。シンプルに記述できる点が最大の特徴でしょう。規模の大きな案件にはあまり向いていないかもしれませんが、スピーディに構築できることは大きなメリットになるかと思います。

Vue.jsが使いやすいことの理由は、機能が限定されていること。双方向データバインディングに特化しているので、学習コストも低く済むはずです。Knockout.jsのように、MVVMアーキテクチャを採用しています。

あとがき

プロジェクトのエンジニアの技術レベルが統一されていないときにも、フレームワークは効果を発揮してくれます。フレームワークは、流行り廃りも激しいです。各フレームワークの開発方針もチェックしながら、ベストな選択をしていっていただければと思います。


独立する前にこれだけはやっておけ!~必要な手続き編~

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フリーランスになるには、面倒な手続きがたくさんありそう、と思う人が多いようです。
意外にも「必ず必要」な手続きは保険・年金関係だけなんです。
ただし、やっておいた方がいい手続きはたくさんあります。

開業に関する手続き

基本的に税務署での手続きになります。
行き慣れない場所ですが、これから何度も行くので、慣れておきましょう。

開業届の提出

独立するときは、開業届を出します。新しい事業を始めるときに、税務署に提出する書類です。
提出期限は事業開始から1ヶ月以内ですが、義務ではありません。
開業届を出さなくても仕事はできますが、出すといくつかのメリットがあります。

  • 青色申告ができる
  • 「小規模企業共済」に加盟でき、掛け金が全額所得控除される
  • 屋号名で銀行の口座が開設できる

用紙は国税庁のサイトからPDFでダウンロードできます。
プリントアウトして記入したら、納税地を所轄する税務署へ直接持参するか、郵送します。
所轄の税務署は住所によって決まります。これも国税庁のサイトで調べられます。

開業届に記入する職業によって個人事業税がかかる場合があります。
個人事業税の対象となる職業や税率は都道府県によって異なるので、所轄の税務署のサイトでチェックしてください。
もちろん、節税のために職業を偽るのはやめましょう。

開業届の控えは、屋号名での口座開設や小規模企業共済の加盟に必要です。
後から控えを再発行してもらうのは時間も手間もかかるので、提出時にもらっておきましょう。
開業届を郵送した場合は、控えを返送してもらえるように、コピーと返信用封筒を同封しておきましょう。

屋号をつける?

独立してフリーランスになると、屋号をつけることができます。
開業届に屋号を書けば、屋号の届け出も同時にできます。
税務署の申告書類にはたいてい屋号を書く欄があるので、屋号をつけるつもりがあれば、あらかじめ決めておきましょう。

屋号なしでも仕事はできますが、名刺や各種書類に屋号を付けると、ビジネスを行っている自覚が高まり、顧客へのイメージアップにもなります。
事業内容が誤解されない、難しすぎない、自分の気に入る名前を考えましょう。
他社の商標などと被らないようにチェックが必要です。

屋号をつけるなら、屋号でドメインが取れるといいですね。
技術職なら、屋号ドメインのサイトやアドレスがあるとカッコいいですね。

青色申告の届け出

以前は、開業すぐは白色申告、利益がでるようになったら青色申告という人も多かったですが、最近は開業と同時に青色申告にする人が多いようです。
白色申告でも記帳の手間は変わらないですし、青色申告は税制上のメリットも大きいので、ぜひ申請をしておきましょう。

正式には「青色申告承認申請書」と言います。開業届とセットで税務署に出します。
税務署によっては、最初の1年は無料で年1回税理士への相談会を開いてくれるなどのイベントもあります。
白色申告で済ませる場合は、開業届のみで大丈夫です。特に手続きは必要ありません。

銀行・金融関係の手続き

金融期間は、フリーランスになるととたんに冷たくなるところが多いもの。
サラリーマンのうちにいろいろ手続きをしておきましょう。

仕事用口座の作成

フリーランスになると、経理をやってくれる部署はなくなります。
仕事でのお金の流れは自分で正確に把握しておきましょう。そのために、プライベート用とは別に仕事用の口座を作っておきましょう。

光熱費やプロバイダの料金、仕事用のクレジットカードや携帯などの引き落としなども経費になるので、まとめて仕事用の口座から引き落としされるようにします。

ネット銀行でもいいですし、独立前から口座を持っている人も多そうです。ネット銀行は便利なのですが、顧客側がネット銀行に慣れていない場合はちょっと説明の必要があるかもしれません。

口座名に屋号を入れたい場合は、屋号と自分の名前を組み合わせた名前の口座になります。もちろん、個人名のみでの口座でも大丈夫です。

仕事用のクレジットカードを作っておく

フリーランスになると、クレジットカードの審査に通るのも難しくなることもあります。
ぜひ独立前に用意しておきましょう。
経理上の手間を省くために、クレジットカードはプライベート用と事業用で別にしておいた方がよいでしょう。
すでに複数枚のクレジットカードを持っているなら、1枚を事業用に決めるといいでしょう。

ローンの契約や見直し

不動産関係の契約は、フリーランスには厳しいもの。
審査に通りづらくなったり、審査に通っても金利が上がったりすることもあります。
もしも自宅を購入する予定があれば、ローンの契約はサラリーマンのうちに済ませておきましょう。
できれば、独立はローンを組んですぐにはしない方がいいですね。
無理なく返済ができるかどうかを確認する必要がありますから。
独立直前には、その時の金利を見直して借り換えも検討し、フリーランスになっても無理なく返済していけそうかチェックします。

事務所の準備

フリーランスでも別にオフィスを構える人もいますが、最初は自宅兼仕事場で充分です。
特にエンジニアなら、デスク1つで十分なことも多いと思いますので、自宅での開業をおすすめします。
別にオフィスがあると、賃貸にしろローンにしろ、固定費がかなり上がってしまいます。
ある程度コンスタントに営業利益を出せるようになってから考えたほうが懸命です。

自宅以外で作業したいという時には、シェアオフィスやコワーキングスペースという方法もあります。
カフェなどでノマドワークする人もいますが、あまり長居はできませんし、電源の確保も必要です。
またカフェなど人の多いところでは、守秘義務のあるような作業はできません。

管理規約を確認する

フリーランスのエンジニアならあまり関係ないかもしれませんが、マンションの場合、自宅での開業は管理規約や賃貸借契約で禁止されている場合があるので、念のため確認しておきましょう。
不特定多数の顧客が出入りすると、規約になくても問題になりやすいので、顧客との打ち合わせは、チャットツールを使うか、自宅外のカフェなどで行った方が安全です。
また個人事業主から法人化を考えるときは、登記が可能な物件か、規約に違反しないか、再度確認する必要があります。

連絡先はどうする?

名刺に連絡先を入れたいけど、自宅の住所は入れたくないという場合は、バーチャルオフィスという方法もあります。
またエンジニアなら最初から連絡先に住所は入れない人もいます。
住所の替わりに、メールアドレス、ポートフォリオサイトのURL、slackやGitHubのIDなどを入れておきましょう。

保険・年金の変更

サラリーマンの時には、健康保険や年金の手続きは会社側がやってくれるので、内容はあまり見ていないという人もいるかも。
フリーランスになると、自分が経理部も兼ねることになるので、自分で自治体の窓口に行って手続きをします。
サラリーマンの健康保険や年金の支払いは会社が負担してくれている分もありましたが、フリーランスは全額自己負担です。
いきなり支払い額が上がってびっくりするかもしれません。

健康保険の変更

サラリーマンは一般的に社会保険と呼ばれる健康保険に加入しています。
健康保険は退職日の翌日には資格を喪失するので、通常は退職日に健康保険証を返却します。

フリーランスになると、国民健康保険に移ります。
国民健康保険への変更は、退職後14日以内に、各市町村の窓口に届け出ます。
「健康保険資格喪失証明書」、または離職届や退職証明書などが必要です。
納付の仕方などは窓口で教えてもらえます。

ただし、条件を満たせば、これまでの健康保険を任意継続することができます。
任意継続できるのは2年間のみです。その後はやはり国民健康保険に加入します。
任意継続の条件は以下の3点です。

  • 2ヶ月以上社会保険に加入していた(前の会社に勤めていた)
  • 退職後20日以内に協会けんぽか、会社の健康保険組合に申請
  • 任意継続期間の保険料は全額自己負担

保険料は都道府県によって計算方法が異なります。
各都道府県のサイトで、自分の場合は国民健康保険と任意契約の継続、どちらが支払い額が少なくなるのかを確認しましょう。

年金の変更

サラリーマンの年金は厚生年金ですが、フリーランスになると国民年金に変更になります。
国民健康保険と同じで、退職後14日以内に、各市町村の窓口で手続きをします。
年に1回郵送される「ねんきん定期便」で年金の種類を確認できます。

医療保険の見直し

医療保険についても、会社の福利厚生で団体契約していた人は多いはず。退職するとどういう扱いになるのかは、団体契約していた保険会社に確認しておきましょう。

また、フリーランスには有給休暇はありません。万一の場合に備えて、医療保障を見直しておきましょう。

最近は、所得補償保険など、個人事業主向けに事故や病気で休業しなければならなくなった時に備える保険があります。生命保険会社の商品なので、各社のサイトをチェックしてみてください。

さいごに

役所関係や銀行関係は、まだまだネットで手続きというわけにはいきません。
ちょっと手間ですが、実際に出向いて手続きしたほうが早いです。
細かいことをいろいろ聞けるので、後が楽になりますよ。

タスク管理ツールで効率化!必携のアプリやサービスをまとめてみた

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みなさんはタスク管理サービス、使っていますか?仕事に追われているときは「あっ、これもやらないといけなかったの忘れてた!」なんてことが頻繁にあるでしょう。
タスク管理サービスを使うと、日々の業務やToDoを管理できるようになり効率よく仕事を進められるので、おすすめです。本記事では、ビジネス用途からプライベートまで幅広く使うことのできるタスク管理サービスをまとめました。

おすすめのタスク管理サービスまとめ

Trello

Trello

https://trello.com/home

トヨタが開発したカンバン方式を使ってタスク管理のできるサービスです。個々のタスクはカード形式にまとめられ、納期や優先度に従って自由に並べ替えることができます。他にも、複数のカードをまとめるリストや、プロジェクト単位でカードを管理できるボード機能があります。

チームでタスク管理することもできますし、GTDなどの高度なタスク管理も可能です。GitHubやSlackなどのツールと連携させることもできるので、IT業界では広く活用されているツールの一つになっています。アプリ(Android/iOS)もリリースされています。

Remember The Milk

Remember The Milk

https://www.rememberthemilk.com/

「牛乳を買うのを忘れずに!」といった意味の、タスク管理サービスです。日々の買い物リストから、ビジネスユースでも使えるタスク管理サービスです。優先度やタグ、納期など、タスク管理に必要な機能は一通り備わっています。タスクの見やすさや操作感も人気のサービスです。

ブラウザ版だけでなく、アプリ(Android/iOS/MacOS)もリリースされています。Windows版とLinux版のアプリもリリース予定とのことです。

Brabio!

Brabio!

http://brabio.jp/

Brabio!はガントチャートでタスク管理のできるサービスです。ガントチャート、ご存じですか?プロジェクト管理などの進捗管理で使われる、表形式でタスクを表示する方式のことです。Excelでも作れることは作れるのですが、かなりの手作業が必要だったりします。Brabio!では直感的にガントチャートが作れるので、お手軽です。

作成したガントチャートは、ExcelやPDFなどのファイルでダウンロードすることができます。5人までの利用が可能なフリープランも用意されているので、興味を持った方は試してみてはいかがでしょうか?

Todoist

Todoist

https://ja.todoist.com/

世界的に有名なタスク管理ツールで、ユーザー数も400万人を超えているとあります。サブタスクや共有、ラベル、フィルターなど、機能も豊富。デザインも良く、操作もシンプル。タスク管理が苦手な人にもおすすめです。

ChromeやFirefoxなどのブラウザ拡張、スマホアプリ(Android/iOS)やパソコン版(Windows/Mac)もリリースされています。端末やツールを選ばず使えるところも嬉しいですね。

Toodledo

Toodledo

http://www.toodledo.com/

Toodledoはとても高機能なタスク管理サービスです。使い勝手は他のサービスには劣りますが、自由度が高いことが魅力です。例えば、コンテクストや優先度、タグ、ステータス、スターなどの項目が使えます。各項目の使用/不使用(表示/非表示)も、個別に設定することが可能です。使い方次第で、GTDに沿った高度なタスク管理もできます。

もう一つ、テキストを編集するようにスピーディにタスクの追加や編集、管理ができることもToodledoの特徴です。タスク管理をしているとわかるのですが、ツールやアプリがもっさり動くのはとても結構イヤなもの。Toodledoはブラウザツールの割にサクサク動いてくれるので、ストレスなく使っていくことができますね。なお、Toodledoはアプリ(Android/iOS)もリリースされています。

Captio

Captio

http://captio.co/

Captio自体はタスク管理ツールではないのですが、他のタスク管理ツールやIFTTTなどのツールとつなげることで効率的にタスク管理ができます。最近とても注目を浴びているアプリの一つです。

アプリを立ち上げて、テキストを入力。Sendボタンをクリックすれば、登録してあるメールアドレスにテキストを送信してくれます。サッと使うことができるので、思いついたタスクを忘れずに記録しておくことができますね。iOS専用のアプリです。

あとがき

タスク管理と聞くと難しいイメージがありますよね。でもそれは高度な使い方をする場合の話。使いやすいツールやアプリも増えてきているので、まずは使って見てください。日々の業務が効率化できると思いますよ。

タスク管理といえばコレ!TrelloとTodoistのススメ

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フリーランスなら、たいていはいくつもの仕事を同時に並行して進めていますね。
スケジュール管理や進捗管理はどうしていますか?自分1人のスケジュールならカレンダーやスケジューラでもいいですが、プロジェクト管理やタスク管理には専用のツールがあると便利です。
以前タスク・プロジェクト管理ツールをこちらにまとめましたが、その中でも特にオススメのタスク・プロジェクト管理ツールの組み合わせをお教えしたいと思います。

タスク・プロジェクト管理ツールの必要条件

大事なことは、iPhone、Android、Windows PC、Macなど、自分の持っているすべての端末から使える、マルチプラットフォーム対応のツールであること。
スマートフォンはIDやパスワードが保存できるように、アプリから使えるといいですね。
そしてデータはクラウド保存できること。

つまり自宅のメインマシンからでも外出先のスマホからでも、どこからでも使えることです。
自分は完全にMac派だという方でも、客先とスケジュールや進捗状況を共有することがあるはず。
そんなときには、やはりWindows PCからも使えなくてはいけません。

またフリーランスならば、あまり余分な経費はかけたくないはず。
大掛かりな案件を扱うならば別ですが、個人から少人数向けの無料プランがあるものがいいでしょう。
たいていのツールは、有料プランにすれば人数も機能も増やせます。

プロジェクト管理にはTrello

タスクだけでなく、プロジェクトの準備から完成までの管理には、Trelloがおすすめです。
小さいタスクを大きくグループ分けしたり、進捗を管理できます。

Trello(公式サイトはこちら Trello)は、カンバン方式のプロジェクト管理ツールです。
ノートやホワイトボードに項目を書いた付箋紙を貼ったような、シンプルなインタフェース。
本物の付箋紙と同じような感覚で、初めてでも直観的に操作できます。

Trello

一つ一つのタスクに、さらにチェックリスト形式でタスク管理も行えます。

Trello_checklist

他のメンバーとも共有もできるので、フリーランスの個人や数人で行う小さなプロジェクトにはぴったりです。
共有するときもGmailアドレスでログインして使えるので気軽です。
投票システムなど、共有機能をベースにした新しい機能も追加されました。

マルチプラットフォーム対応で、基本的に無料ですが、有料プランもあります。
有料プランにすると、使用できる容量や機能が増えますが、無料プランでも充分です。
動作もとても軽くて使いやすいですよ。

タスク管理にはTodoist

細かなタスクの管理には、タスク管理ツールのTodoist(公式サイトはこちら Todoist)をおすすめします。
1つ1つのタスクだけでなく、繰り返しなどの設定も簡単にできます。
とても洗練されたシンプルなインタフェースで、あまり気負わずに使うことができます。
しかも見かけによらず高機能です。

タスクを入力する画面はとてもすっきりしていて、ヘルプなしでも簡単に使えます。
サブタスクも3段まで作れるので、個人作業なら小さなプロジェクトの管理にも使えますよ。

Todoistはとにかく入力が楽。
項目名に「明日」「毎週木曜日」などと日本語で入れると、自動的に翌日に締め切りを設定したり、毎週繰り返しの設定ができます。
この入力方法は慣れると止められません。

Todoist

そしてTodoistの一番の魅力は「カルマ」です。
タスクを1つ完了するたびにカルマというポイントがたまり、少しずつランクが上がっていきます。
カルマというと「業」というイメージがあって、溜めていいものなのか迷いますが、もともとは悪い意味のない「行い、何かをすること」という意味だそうです。
子供だましのようですが、意外にやる気になります。

マルチプラットフォーム対応ですが、空き時間にさっとチェックするにはスマホからの方が使いやすいですよ。
Chromeの拡張機能も軽くておすすめです。
基本的に無料ですが、有料プランにするとさらに高機能になります。
複数人でタスクリストを共有したり、コメントをつけることもできます。

どう使い分ける?

どちらも使いやすいのですが、やはり併用して使い分けるのが便利です。

毎日のtodoはやはりTodoistで管理するのが向いています。
スマートフォンのウィジェットやChromeのツールバーに「今日のタスクはあと2つ」などと表示されるので、やらなければ!という気にさせられます。
結果的にプロジェクト全体のスピードアップになりますね。
ちょっと脅迫されているような気もしますが、モチベーションは上がります。

Trelloの強みは、やはりカンバン式でプロジェクト全体を見渡せることです。
今日明日のタスクではなく、もっと長いスパンで大きく全体を通して見ることができます。
プロジェクトをパーツに分けてボードにすると、それぞれのパーツごとの流れを見渡せます。
また共有機能を利用して、誰が忙しいのか、どこが滞りがちなのかが一目でわかります。

連携できるのが便利

「便利なのはわかったけれど、できれば1つで済ませたい。入力が2度手間になるのはイヤ」という人も多いでしょう。
実はTrello + Todoistの組み合わせは、連携に強いのがポイントです。
どちらもIFTTTやZapierのチャンネルとして使えるので、この2つを組み合わせたレシピがたくさんあるのです。
もちろんIFTTTやZapierはGmailその他のチャンネルとも連携しているので、

あるアドレスからGmailが来る
→Trelloに自動的にカードができる
→Todoistに自動的にタスクが追加される

なんてこともできてしまいます。
これなら、自分で入力する部分は劇的に減りますよ。

エンジニアなら、すでにIFTTTやZapierは試したことがあるはず。
一度、TrelloやTodoistと組み合わせてみてください。
手放せなくなるかもしれません。

テキストエディタ「Atom」のおすすめプラグイン7個

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テキストエディタは、プログラミングには欠かせないツールの一つです。EmacsやSublime Text、Codaなど、たくさんのテキストエディタが知られていますね。どれも評判に違わぬ便利なエディタなのですが、できることなら自分(もしくは開発チーム)にピッタリなテキストエディタを使っていきたいですよね。

今回は、テキストエディタの中でもいま大注目のAtomについて解説します。AtomはGitHubが開発したテキストエディタなのですが、使い勝手もよいです。便利なプラグインもたくさん知られていますが、その中からよく使われている7つに絞ってご紹介していきます。

Atomの基礎知識

Atomとは?

Atom

https://atom.io/

Atomは、GitHubが開発したオープンソースのテキストエディタです。2014年にリリースされたのですが、2015年6月にバージョン1.0が出たばかり。テキストエディタとしては、まさに新進気鋭なのです。

またAtomはクロスプラットフォームのツールで、WindowsとMac、Linuxの3通りのバージョンがリリースされています。

Atomの特徴

Web開発に最適

Atomのベースになっているのは、Google Chromeの基になったChromiumというプロジェクト。AtomがWeb系の開発に向いていると言われるのはこのためです。お馴染みのDeveloper Toolsも使えますし、HTMLマークアップのプレビューもできます。もちろん、Web系以外の開発でも問題なく活躍してくれますよ!

Gitとの親和性

GitHubが開発したツールなので、当然のことながらGitとの親和性が高いつくりになっています。差分をビジュアルに表示してくれたり、Git関連のプラグインも多く出回ってます。

カスタマイズし易い

Atomはカスタマイズのし易いエディタです。基本設定やキーバインディングなど、豊富な設定メニューが用意されています。プラグインの数も豊富にあって、記事執筆時点では4,000に迫る数があります。プログラマーに喜ばれるプラグインも多く、これが理由で他のエディタからAtomに移ってくる人も多いです。

おすすめプラグイン7選

それでは本題に入っていきましょう!おすすめプラグインを7つ選びました。気になったプラグインがあったら、インストールしてみてくださいね。

minimap

https://atom.io/packages/minimap

画面の右側に、小さなマップ(minimap)を表示してくれるプラグインです。ファイル内を素早く移動することができますし、現在地点も表示してくれます。Sublime Textでも人気の機能の一つです。

minimap-autohide

https://atom.io/packages/minimap-autohide

minimapが表示されていると、少しだけ視野が狭くなってしまいます。これが苦手な人も多いはず。minimap-autohideを使うと、スクロールの時以外はminimapを隠してくれます。使いたい時にだけminimapが表示されるので、編集画面も大きく使えていいですね。

emmet

https://atom.io/packages/emmet

Atomでemmetが使えるようになるプラグインです。emmetを使うと一気にプログラミングが効率化できるので、おすすめです。慣れるまでは、少し時間が必要かも。

git-plus

https://atom.io/packages/git-plus

Atom内から直接Gitコマンドが打てるようになるプラグインです。一つの画面内で作業できるようになるので、アプリを切り替える手間を減らすことができます。

merge-conflicts

https://atom.io/packages/merge-conflicts

コンフリクトを検知してビジュアルで表示してくれるプラグインです。コンフリクトの修正や、コンフリクト箇所の移動も素早くできるようになります。

pigments

https://atom.io/packages/pigments

pigmentsを使うと、コード内でカラー表示をしてくれます。コードだけでなく、目で見てわかるかたちで確認ができるようになります。

project-manager

https://atom.io/packages/project-manager

複数のプロジェクトを管理できるようになります。プロジェクトをスイッチしたり、プロジェクトをリストで閲覧・管理することも可能です。

あとがき

筆者は去年まではハードなEmacs信者だったのですが、今では完全にAtomユーザーになってしまいました。メモリを食ってしまうことがデメリットなのですが、それ以外に目立った欠点も見当たりません。Atom、便利ですよ。

独立する前にこれだけはやっておけ!~営業活動の準備編~

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フリーランスとして独立するということは、営業も自分でやるということ。
独立前からある程度顧客のアテがある人が独立するのが普通ですが、仕事の幅や量を広げたいときにはやはり営業が必要です。

知識やスキルを身につけ、説明できるようになろう

知識やスキルに関することは営業とは関係ないように思えますが、これも大事な営業活動の1つ。
どれほど優秀なエンジニアでも、何ができるのかを説明できなければ仕事は獲得できません。
自分の作業や実務については、知識のない人にもしっかり説明できるようにしておきましょう。
仕事のとりかかりから完成までの流れを1人でできるのは当然ですが、その流れを説明し、プレゼンテーションできるようにしておきましょう。

仕事に関連する法律やコスト管理、スケジュール管理、経理事務など、独立すれば技術以外の知識やスキルも必要になります。
またエンジニアにはあまり関係ないかもしれませんが、業種によっては、役所の許認可や届出、なんらかの資格取得者が必要な場合もあります。
これらの調査や勉強も独立前から始めておきましょう。

事業計画をたてよう

売上計画をたてよう

毎月の生活が成り立つためにはいくら必要なのか、独立後の経費はどのくらいかかるのかを把握し、売上目標をたてましょう。
そうすれば、どのような仕事をいくらで、どれくらいの量やればいいのかが見えてきます。

同業者を研究しよう

同僚や先輩で先に独立した人で、うまくいっている人はいますか?
できれば直接話を聞いてみましょう。
そして、なぜうまくいっているのか、改善するべきところはどこかなどを研究しましょう。

また直接の知り合いでなくても、有名なエンジニアを研究しましょう。
Webサイトやブログを見たり、作成したサービスを研究したり、できればセミナーなどで会って話を聞いてみます。

ビジネスプランを確立しよう

たとえば「プログラミングの受注で独立する」と決めているかもしれませんが、これではざっくりとしすぎています。
ビジネスモデルや料金体系などのプランについて、きちんと考えておきましょう。

テストマーケティングをやってみよう

できれば、独立前にテストマーケティングの一環として、副業で仕事をしてみましょう。
今の技術やサービス、価格で顧客がつくのか?改善するところはないか?
テストマーケティングの顧客にいろいろ話を聞くと、改善が必要なところが見えてくるはずです。

事業計画をたてよう

上の研究を活かして、事業計画書を書いてみましょう。
最初は大雑把なものですが、上の研究をフィードバックして書き直すことを繰り返します。
次第に計画が細部まで詰まってきますし、成功の確率も上がります。

顧客を研究しよう

独立後の一番の顧客は、今までの会社や、今までの会社を通しての顧客です。
フリーランスになっても仕事を回してもらえるように、自分のスキルを磨き、それをアピールしておきましょう。
また、会社を辞める時に関係を悪化させないようにしましょう。
揉めると、顧客になってもらうどころではなくなります。

相手の本来のビジネスについてもさらに研究しましょう。
退職して顧客になったら、立場は一段不安定なものになります。
退職しても仕事を回してもらえるように、一段進んだ提案ができるのが理想です。

人脈を作っておこう

今までの会社や顧客から仕事の依頼が来るのが理想ですが、それも途切れる時が来ます。
新たな仕事に繋がるように、人脈を広げておきましょう。

エンジニアとしての仕事に絡めた人脈づくりには、やはり技術的な話をする場に出るのが一番です。
まずはセミナーや勉強会への出席しましょう。
新しい知識やスキルを身につけ、同業者や顧客候補と知り合える、まさに一石二鳥のチャンスです。
地方からではなかなか参加しづらいですが、機会があればうまく利用しましょう。

地方や海外からでも参加できる方法としては、オンラインのセミナーなどに出席する、さらにSNSなどで情報発信するという手段があります。
情報は発信する人に集まるもの。
自分のスキルに絡めた情報を発信していれば、ネット上でも同業者などの人脈が増えていきます。
SNSは短い時間に流れてしまうので、ポートフォリオサイトやブログなど、発信した情報をストックする場所もつくっておきましょう。

コミュニケーションが苦手?

フリーランスでやっていく上では、スキルと同じくらいコミュニケーションが重要になります。
営業して仕事を取ってくるところから、顧客の要望のヒアリング、細かい打ち合わせなど、コミュニケーションの機会はたくさんあります。

顧客の要望のヒアリングは、まさにコミュニケーション力がポイント。
面と向かって話すのが苦手でも、メールやチャットで細部を確認したり、顧客が気づいていない要望を引き出したりすることもできるので、オンラインでのコミュニケーション力も重要になります。

営業ツールを用意する

「独立前の必須アイテム」でも触れますが、営業ツールとなる道具も必要です。
注文から時間がかかるものもあるので、あらかじめ注文しておくか、少なくともどのようなものにするかを考えておきましょう。

名刺、印鑑

名刺はビジネスの必需品。営業ツールの基本です。
顧客と会って打ち合わせするときには、出せるようにしておきましょう。
屋号をつけたときには、自分の名前だけでなく、屋号での印鑑があるといいです。見積書や請求書などに押します。

各種書類

エンジニアでもすべてがデジタルで済むわけではありません。
見積書、納品書、請求書、FAX送信のヘッダーなど、必要な場面はたくさんあります。
これらの各種書類は仕事の度に必要なので、テンプレートを作っておきましょう。
有料ですが、クラウド会計ソフトfreee等のサービスを使えばすぐに使えるものもあります。

ポートフォリオサイトやSNS

「ポートフォリオを作ろう」でも触れましたが、自己紹介となるポートフォリオサイトも営業ツールの1つです。
屋号名や名前でドメインを取れれば完璧です。
またFacebookページやtwitterなどSNSのアカウントも必要なら用意します。
フリーランスとして使うなら、ID名やプロフィールにも力を入れましょう。

仕事用のスマートフォン

必ず要るものではありませんが、携帯は仕事用とプライベート用を分けておくと便利です。
ただしコストがかかるものなので、ある程度営業利益が出てから考えても遅くありません。
仕事用のスマートフォンを分けておくと、経理処理が楽になります。

さいごに

フリーランスになるのにはたくさんの準備が必要ですが、営業関係の準備は退職前からできることがたくさんあります。
早いうちから準備しておきましょう。

独立する前にこれだけはやっておけ!~独立前の必須アイテム編~

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仕事をするには、大きなものからこまごまとしたものまで、いろいろと必要なものがあります。
今までは会社が用意してくれていましたが、独立したら自分でそろえなくてはいけません。
独立前にできるだけ準備しておいて、スムーズに業務を始められるようにしておきましょう。

作業する場所

まずはオフィスをどうするかが問題になります。
独立した先輩の自由でオシャレなオフィスに惹かれている人も多いのでは?

最初は自宅で十分!

エンジニアの働き方は顧客先で常駐して開発を行う方も多いはず。そんな方は特に、広い場所や大きな道具が要らないので、わざわざオフィスを借りなくても自宅の一室で十分です。
オフィスを借りると、家賃が必要になります。しかも住居用と違って事業所の家賃は安くはありません。
まずは堅実に自宅で開業するのがいいのではないでしょうか。
受託開発の持ち帰り案件のみやるんだ!という方でも、一人で作業する方は自宅でも良いかもしれません。打ち合わせには先方のオフィスに出向けば、自宅に取引先を呼ぶ必要はありませんね。

管理規約は大丈夫?

都心部ならマンション住まいの人が多いと思いますが、マンションによってはビジネスをすることが管理規約や賃貸借契約で禁止されています。確認しておきましょう。
主に不特定多数の人が出入りすることを嫌った条項ですので、顧客先で常駐したり自宅内で完結するエンジニアならOKの場合もあります。

税金対策のために、法人化しようという方もいるでしょう。その際は登記が可能かどうかも確認が必要です。
住居用の賃貸ですと消費税はかからないのですが、事務所用の賃貸ですと消費税がかかってしまいます。もし法人登記ができないと規約に書いてあった場合でも消費税分を多く払えば登記できるよう交渉できるかもしれません。

セキュリティは大丈夫?

女性の場合は、いくら事務所兼用と言っても住所を名刺に刷りたくないかもしれません。
その場合は2つ方法があります。

1.バーチャルオフィスを利用する。

オフィスとして公表する住所をレンタルし、手紙や電話も転送してくれるサービスです。
多少の費用はかかりますが、安心です。
電話番号もレンタルすることも可能ですが、たいていオプション費用が発生してしまいます。法人化しないうちは個人のケータイの電話番号で十分です。
もし法人化する方は法人用の番号を基本料金なしで持てるモバイルチョイス050等を使うといいでしょう。
会議室を完備しているバーチャルオフィスが主流になってきています。万一、打ち合わせが必要になったときに使えるように会議室をレンタルできるバーチャルオフィスを選ぶといいでしょう。

2.住所は名刺などには入れない。

エンジニアなら連絡は普段からメール、チャットなどが主になりますので、最初からそれらだけを公表します。
契約書などの送付の際にはどうしても住所が必要になりますが、最低限の開示で済みます。

賃貸契約はお早めに

仕事場を兼ねるために広めの部屋に引っ越したいときは、退職前に済ませておきましょう。
賃貸でも分譲でも、フリーランスでは審査が厳しくなったり、断られたりしりがちです。
ローンの契約や借り換えも、会社員のうちに済ませておきましょう。
会社員からフリーランスになると、金融機関からお金を貸してもらうのは難しくなり、金利も上がったりします。
返済プランは独立しても無理なく返済していけるように見直し、場合によっては借り換えも考えましょう。

作業する場所

顧客先に常駐せずにシステム開発を受託開発する方は、作業のための独立した空間が必要です。
一部屋を仕事用にあてることができれば理想的です。
必要なシステムを置ける机と椅子、棚が置ければOKです。
椅子は実際に座ってみて、予算と体格に合うなかで、できるだけいいものを選びましょう。
どうしても座ったままになりがちなので、腰を痛めないためにも、椅子は重要なアイテムです。

家族の協力

家族にも協力をお願いしましょう。
小さな子供や高齢の家族がいれば、日中に音が出るのは仕方のないこと。
逆に家族をわざわざ外出させたりするのでは本末転倒です。
ドアを閉められる空間を確保し、営業時間と決めた時間内にはあまり声をかけないように言っておきましょう。

自分のブランディングのために

独立すると、会社の名前がなくなって自分の名前だけで勝負することになります。
つまり、自分を売り込むことが営業です。
自分をブランディングすることを意識して演出しましょう。

屋号と肩書き

屋号は開業届のときに届け出ます。なくてもかまいません。
つける場合は、業務内容がわかりやすく、他とかぶらない、読みやすい名前にしましょう。

肩書きは、実務を行う上で何ができるのかをわかりやすく表します。
名刺に入れると相手に業務内容がわかってもらいやすくなります。
「代表」だけでは、実務は別な人が行うの?などと誤解されるかもしれません。
「代表/Webデザイナー」など、何をするのかわかりやすい肩書きが理想です。

名刺、印鑑

名刺は営業ツールの基本、個人ブランディングの柱です。
ネットでも注文できるので、開業前に用意しておきましょう。
記入するのは、屋号や業務内容、肩書、名前、連絡先。
連絡先はメールアドレス、電話番号、サイトURL、チャットツールのIDなど、仕事に必要なものを選んで入れておきます。
デザインは凝りすぎないように、ビジネスの場にふさわしいものを。

印鑑も、できればプライベート用とは分けておくと安全です。
屋号をつけたときには、自分の名前だけでなく、屋号での印鑑があるといいです。
これは見積書や請求書などに押します。

ポートフォリオサイトやSNS

「ポートフォリオを作ろう」でも触れましたが、ポートフォリオサイトも営業ツールの1つです。
名刺にもポートフォリオサイトのURLを入れておきましょう。
屋号名や名前のドメインだとわかりやすいです。
新規ドメインはネットで数百円から取得できるので、開業前にとっておきましょう。
自分保有のドメインがあれば、そのドメインでメールアドレスを作ることもできます。

またFacebookページやtwitterなどSNSのアカウントも用意します。
情報収集や仕事関係の交流、営業にも使える必須アイテムです。
IDやプロフィールにも力を入れてアピールしましょう。

営業・経理・事務に必要なもの

営業活動や事務作業には、どうしてもアナログな処理が必要になります。
紙類は営業ツールにもなるので、凝る人もいます。

各種書類・封筒

見積書、納品書、請求書などは、紙で要求される機会も多いです。
それぞれに屋号や名前入りのテンプレートを作っておくと、いざ必要なときに慌てずに済みます。

封筒も請求書などを郵送するときに必要です。
請求書や見積書を提出する際に必要となる封筒、書類を整理するためのファイルやバインダー、コピー用紙、プリンターのインクなどは余裕を持った量を用意しておきます。
プリンターは手持ちのものでかまいませんが、1台は必要です。

仕事用の口座

経理事務を簡単にするためにも、仕事でのお金の流れを正確に把握するためにも、税務署に突っ込まれたときのためにも、プライベート用と仕事用の口座は分けておきましょう。
自宅で仕事をする場合は、光熱費やインターネットプロバイダの料金なども按分して経費にできます。
詳しくは、税務署のサイトなどを参照してください。

口座名は個人の名前か、「屋号+名前」で作ります。
ネット銀行でもいいのですが、顧客が対応していないこともあるので、都市銀行もあるといいでしょう。

クレジットカード

仕事の経費とプライベートな出費を分けるためにも、仕事用のクレジットカードを1枚作っておきましょう。
独立すると、クレジットカードの審査に通るのも難しくなるので、会社員のうちに用意します。
すでに複数枚持っているなら、1枚を仕事用にあてましょう。

青色申告用会計ソフト

最近、白色申告する際にも帳簿をつけることが義務化されました。
せっかく帳簿を付けるのなら税控除のメリットがある青色申告をしましょう。
青色申告に対応した会計ソフトがあれば、簿記の知識がなくても複式簿記の帳簿がつけられて便利ですし、最近はクラウド型の会計サービスもいくつかあり、評判もいいようです。
どんなものを使うか調べて、準備しておきましょう。

通信環境

エンジニアなら開業前から自宅の通信環境は整っている人が多そうですが、再度、料金や安定性、速度などの使い勝手を確認しておきましょう。

仕事用のスマートフォン

業務内容によりますが、携帯は仕事用とプライベート用を分けておくと便利です。
ただしコストがかかるものなので、ある程度営業利益が出てから考えても遅くありません。
仕事用のスマートフォンを分けておくと、経理処理が楽になるというだけです。

営業職では仕事用はガラケーということも多いですが、エンジニアなら出先でチャットツールで連絡をとったり、ドキュメントを見たりすることも多いので、スマートフォンにしていたほうが便利です。
プライベート用のスマートフォンを仕事用でも使う場合は、使用割合に応じて費用を按分し、経費に計上できます。
スマートフォンでの表示を確かめるために、複数の機種を所持する場合もありますが、その場合は古い機種のWi-Fi接続で大丈夫です。

ノートパソコン、タブレットなど

普段はデスクトップでもいいですが、打ち合わせに出るときには、持ち運び可能なモバイル用サブパソコンやタブレットが必要になります。
打ち合わせが多いのであればモバイルWi-Fiルーターもあると便利ですが、回線契約が必要なので、コストと使う回数を考えて選びましょう。

作業場でのシステム

安定して速度の出る常時接続回線が必要ですが、すでに確保している人が多いはずです。

バックアップシステムは、外付けHDDとクラウド保存の二段構えで用意しましょう。
万が一、データが飛んだら一大事です。
できれば寝ている間に自動的にバックアップをとるシステムを用意しておきましょう。

貯金

これが一番大事です。
独立してしばらくは無収入になります。最初の仕事を終え、代金が支払われるまでの時差があるからです。
しかしその間も、生活費や税金は必要になります。その間の運転資金は用意しておきましょう。

また、フリーランスは病気になったたらいきなり無収入です。
何かあったときのために、ある程度の貯金は必ず必要です。

毎月の税金や保険金の支払額も増えます。
これは、それまで会社が負担してくれていた部分がなくなるためです。
しかも住民税は前年度の収入の金額をもとに算出されるので、当座の住民税、国民健康保険、国民年金を払えるようにしておきましょう。

さいごに

いろいろ購入するかもしれませんが、開業前に、開業のために購入したものは「開業費」として経費を計上できます。
また開業後に購入したものは「消耗品費」など、適正な経費で処理します。
ただしパソコンや椅子など、10万円を超えるものは「減価償却資産」となり、開業費には含めません。
この辺りは税務署のサイトで確認してください。

スマホで業務効率化!ビジネスパーソン必携のスマホアプリまとめてみた

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便利なスマホアプリがたくさんある中で、今回はビジネスパーソンにおすすめのアプリについてまとめました。業務効率化のできるアプリから、日ごろの生活に役立つアプリまで。無料のアプリも多いので、気になったアプリがあったら早速ダウンロードしてみてください。

ニュース系

NewsPicks

NewsPicks

https://newspicks.com/

ビジネス系のキュレーションメディア、「NewsPicks」。独自のコンテンツも多く、さまざまなジャンルの新鮮な記事を見ることができます。

「NewsPicks」はピッカー(ユーザー)からのコメントが豊富で、それが人気の集めている理由にもなっています。ピッカーにはビジネスや学術分野の専門家も多く、筆者は記事を読まずにコメントだけ見ていることも多いです。

グノシー

グノシー

https://gunosy.com/

ニュース系のアプリ、「グノシー」です。かなり普及したので、使っている方も多いのではないのでしょうか?

「グノシー」はカテゴリーも充実していて、ビジネスだけでなくエンタメからおもしろ系まで豊富な記事が掲載されています。

Pocket

Pocket

https://getpocket.com/

あとで読む系のサービス、「Pocket」。気になった記事をストックしておくことができます。ネット環境がないところでも記事が見られるので、情報の管理がし易くなりますよ。大手のサービスなので、連携しているサービスも多いです。

タスク管理、スケジュール

Trello

Trello

https://trello.com/

タスク管理のできるアプリ、「Trello」です。タスク管理などのToDoアプリは多いのですが、その中でも「Trello」ここ数年で一気に普及した印象があります。

特徴は、トヨタが開発したカンバン方式でタスク管理ができること。カードと呼ばれる一つ一つのタスクをグルーピングして、管理することができます。UIも使いやすいですし、動作も軽快。GTDなんかの高度なタスク管理にも使えます。

Calvetica

Calvetica

http://mysterioustrousers.com/calvetica/

カレンダーアプリは星の数ほどあるのですが、その中でもオススメなのが「Calvetica」です。

特段便利な機能はないのですが、何と言ってもデザインがイイんです!赤と白を基調としていて、わかりやすいデザインにまとまっています。iOSのみリリースされていて、Android版はありません。

ドキュメント、メモ

CamScanner

CamScanner

https://www.camscanner.com

紙の文書をスキャンして、保存しておくことのできるサービスです。文書や名刺の電子化して、PDF化したりできます。文字認識にも対応していて、テキストで検索をかけることもできます。

netprint

netprint

http://www.printing.ne.jp/

文書や画像などの電子ファイルを、セブンイレブンのコピー機で印刷できるサービスです。身近にあるコンビニでプリントアウトできるので、急に紙のファイルが必要になった時にも助かります。

その他

Eight

Eight

https://8card.net/

名刺の管理はビジネスパーソンにとっては欠かせませんが、実物の名刺で管理するのは大変。かといってExcelで管理するのも大変ですし、高機能な名刺管理ソフトを使うのも気が引けてしまいます。

「Eight」はアプリで使える名刺管理サービスです。使い方も簡単なので、名刺管理が楽になりますよ。使い方ですが、アプリから名刺の写真を撮ってからアップロードします。あとは自動で文字認識されて、名刺情報を見たり管理できます。

「Eight」の識字率はとても評判がいいのですが、その理由はオペレーターが入力をしているから。文字間違いやアドレス間違いがあったら、仕事に影響がありますよね。名刺情報がアップされるまで待つ必要はありますが、正しい情報で登録されるので安心です。

1Password

1Password

https://agilebits.com/onepassword

ウェブサービスやアプリを使っていると、使っている数だけIDやパスワードが増えてしまって大変です。「1Password」は、そんな悩みを解決してくれるアプリです。煩雑なパスワード管理をしてくれます。

パスワードの保存数は無制限で、パスワードジェネレーター(50文字まで)も備わっています。パスワードのほか、クレジット情報や銀行口座の情報も管理できます。基本的には無料で使えますが、全ての機能を使うには有料プランにする必要があります。

あとがき

無料のアプリも多いので、気になったアプリがあったら試してみてくださいね。


いま話題のWebサーバー「Nginx」とは?

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Nginxをご存じでしょうか?Webサーバーというと、ApacheやMicrosoft IISなどのサーバーが有名ですが、Nginxはそれに迫る勢いでシェアを伸ばしている、いま注目のWebサーバーなんです。本記事ではまだNginxのことをよくご存じない方に向けて、基礎知識や特徴についてまとめています。

Nginxの基礎知識

Nginx

http://nginx.org/en/

いま注目のWebサーバーNginx

Nginxとは?

Nginx(エンジンエックス)は、2002年にロシアで開発されたWebサーバーです。Apacheと比較して、より高速に動作することで知られています。後述するようにとても機能が豊富なNginxですが、オープンソースのため無料で利用することが可能です。

BSDライセンスでリリースされていて、LinuxやMacなどのUNIX系OSとWindowsに対応しています。現在はNginx, Inc.が開発元となっています。オープンソース版と商用向けのNginx Plusがリリースされていて、オープンソース版はMainline、Stable、Legacyの3つのバージョンが用意されています。

Nginxが生まれた背景

Webサーバーとしては以前からApacheが大きなシェアを持っていました。Apacheはオープンソースですし、汎用性もあります。大小問わずさまざまなサービスに利用されてきたのですが、大量なアクセスに対処しきれないという欠点もはらんでいました。この欠点に対応すべく登場したのが、Nginxなのです。

Nginxはもともと、C10K問題に対応するために生まれたWebサーバーです。C10K問題とは、接続してくるクライアントが膨大だとサーバー側がパンクしてしまうことを指しています。日本語では、「クライアント1万台問題」と呼ばれていますね。NginxはApacheでは対処しづらい、こういった問題に対処するために設計されました。具体的には後述しますが、並行処理やメモリの消費を抑えることで高速に動作してくれるのです。

Nginxの活用事例

Nginxはさまざまなサービスに利用されていますが、特に規模の大きなサイトで効果を発揮します。FacebookやWikipedia、クックパッドなどの大手サイトで採用されていることからも、その有用性がわかりますね。もちろん、規模が大きくなくても十分に利用価値があります。資源が限られている場合など、Nginxは有力な選択肢の一つになるでしょう。

Nginxの特徴と主な機能

Nginxが注目を集めている理由について探っていきましょう。Apacheと比較しながら、Nginxの特徴や主な機能について順にご紹介していきます。

高速に動作する

Nginxは高速で動作するWebサーバーで、同時に大量のリクエストをさばくことができます。Apacheなどのプロセス駆動型のWebサーバーとはそもそも設計思想が異なっていて、Nginxではイベント駆動型の処理方式を採用しています。これが、Nginxが高速に動作する大きな理由。プロセスが削減できるので、膨大なリクエストにも耐えて動作してくれるのです。

静的コンテンツの扱いが得意

Apacheと比較すると、Nginxは静的コンテンツ(HTTPや画像など)の配信において優れています。逆に動的なコンテンツの配信はあまり得意ではないので、別でアプリケーションサーバーを立てるなどの対応が必要です。FastCGIやuWSGIなど、Webアプリケーション向けのインターフェースも備わっています。

リバースプロキシとして使える

Nginxには、リバースプロキシとしての機能も備わっています。Nginxが静的コンテンツをキャッシュしておくことで、バックエンドのWebサーバーやアプリケーションサーバーの負荷を減らすことにつながるのです。ロードバランサーとしても機能するので、大量アクセスの負荷分散をさせることも可能です。

柔軟にモジュールが利用できる

Nginxは多機能なWebサーバーなのですが、それらの機能がモジュール化されていいます。必要なモジュールだけを組み込むことで、メモリなどの資源の節約につながりますね。もちろん、独自に開発したモジュールを追加して使用することも可能です。

無料で使える

NginxはオープンソースのWebサーバーなので、無料で利用することができます。Nginxはスタートアップなどのサービスでも頻繁にとり入れられていますが、無料で使えることもその後押しになっているのでしょう。Nginx社のサポートを受けることも可能ですが、その場合は有料会員になることが必要になるので注意しましょう。

ApacheとNginx、どちらを使うべき?

ApacheとNginxの比較をしてきましたが、どちらもシェアが高く信頼できるWebサーバーであることは間違いありません。それでは結局のところ、どちらを使うべきなのでしょうか。

負荷が高い場合や静的ページに同時アクセスされることが多い場合はNginxを使うと良いでしょう。また、負荷が高くなく同時アクセスが少ない場合や早期セットアップが必要な場合はApacheが良いでしょう。

Nginxは処理が早く、消費メモリが少ないという良い事ずくめですが、1つの処理が長すぎるとシステムコールキューにリクエストがたまってしまいパフォーマンスが低下してしまうので、前述のように動的処理や動画コンテンツの配信やデータベース処理等の重い処理をする場合にはApcheが良いとされています。

あとがき

NginxはApacheに引けを取らない、とてもパワフルなWebサーバーです。日本語での情報も増えてきましたし、開発にかかる工数も少ない部類に入ります。インストールも難しくないので、気になった方はまずはダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか?

Gitのホスティングサービスについてまとめた

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ソース管理でGitを使っている方も多いですよね。GitのホスティングサービスとしてはGitHubがメジャーですが、用途次第ではそれ以外にも使えるサービスはいくつもあります。本記事では、Gitのホスティングサービスについてまとめています。Gitをお使いの方はぜひご覧くださいね!

Gitのホスティングサービス4個

GitHub

GitHub

https://github.com/

言わずと知れた、Gitのホスティングサービス最大手です。個人から法人まで広く使われていて、日常的に使っているも多いのではないのでしょうか?GitHubがダウンしたときには、「仕事が進められない…」なんて声がそこかしこから聞こえて来るものです。

GitHubを使うには、ユーザー登録(サインアップ)が必要です。GitHubの欠点としては、無料のユーザーではプライベートリポジトリが利用できないこと。有料のプランでは、料金に従って作成できるプライベートリポジトリの数が変わります。例えば月額$7のプランでは5個まで、月額$12のプランでは10個までプライベートリポジトリが作成可能です。

BitBucket

BitBucket

https://bitbucket.org/

Gitのホスティングサービスとしては、こちらも有名です。GitHubとは違い、無料のユーザーでもプライベートリポジトリを作成することができます。作成できるプライベートリポジトリの個数も制限がなく、無料でGitをホスティングサービスを利用したい方にオススメです。Gitだけでなく、Mercurialにも対応しています。

GitHubと比較した時の違いです。プライベートリポジトリの作成可否のほか、ユーザー数が異なります。GitHubはコミッターの人数は無制限でしたが、BitBucketには制限があります。無料プランでは5人まで、有料のプランでは料金に応じて人数が変わります。

Phabricator

Phabricator

http://phabricator.org/

「Phabricator」はもともと、Facebookが社内用に開発したソース管理要のシステムです。オープンソースとなった今では、海外を中心に採用されています。知名度はあまりないのですが、日本語の情報もそれなりに見つかります。

特徴的なのは、Differentialという機能が備わっていること。こちらもFacebookで開発された機能で、ソースレビューに特化した機能が使えます。「Phabricator」インストール型なので、作成できるプライベートリポジトリは無制限。Gitだけでなく、MercurialやSubversionにも対応しています。

GitLab

GitLab

https://about.gitlab.com/

「GitLab」は、GitHubのクローンプロジェクトです。GitHubとほぼ同様の機能が使えるのですが、基本的には無料で使えます。GitHubを利用したいけれどもコストは抑えたい。そんな方にピッタリなサービスです。

利用できるプライベートリポジトリの数やユーザー数に制限はありません。無料のGitLab CEのほか、企業向けのエンタープライズプランのGitLab EE、ホスティング版のGitLab.comが提供されています。

あとがき

代表的なGitのホスティングサービスについてご紹介しました。記事で取り上げた以外にも、多数のサービスが知られています。ご自身の使い方に沿ったサービスを見つけてくださいね。

コマンドラインツール「iTerm2」の基本的な使い方と便利な機能まとめ

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Macユーザーにはお馴染みのTerminal(ターミナル)。デフォルトのツールなのでTerminalを使っている方も多いかと思いますが、同じくコマンドラインツールのiTerm2もおすすめです。画面分割や豊富な設定機能など、Terminalにはない便利機能も。iTerm2の基本的な使い方と便利な機能についてまとめました。

iTerm2の特徴

iTerm2では標準のtermialよりも便利な機能がたくさんついています。

  • OS X のフルスクリーンモードに対応
  • 画面を縦横に分割するペイン
  • ショートカットキーの利用
  • 色数の多さ
  • 入力補完
  • マウスレスのコピペ
  • インスタントリプレイ
  • Exposé タブ
  • オートコンプリート昨日
  • iTerm2内の文字列検索機能

上記にあげたのはiTerm2で便利な機能のほんの一部です。今よりずっと便利に使えるようになるはずです。

iTerm2の基本的な使い方

iTerm2をインストールする

まずは、iTerm2のインストール方法から。下記のリンクからiTerm2のダウンロードページをひらき、対応するバージョンをダウンロード。インストールしてください。

https://www.iterm2.com/downloads.html

記事執筆時点では、Stable Releasesとしてバージョン2.1.4までリリースされています。ベータ版のバージョン3もダウンロードできます。

基本的な使い方とショートカット

範囲選択&コピー

マウスでドラッグすると、任意の範囲を選択できます。と同時に、コピーもされます。

選択範囲をドラッグ&ドロップ

範囲を選択した状態で、「command」を押しながらマウスで移動。選択範囲をドラッグ&ドロップできます。

ペースト

いつも通り、「command + V」でペーストできます。

ウィンドウの分割

「Shell」メニューの「Split Vertically」で垂直方向に画面を分割します。もしくは「command + D」でもOK。

水平方向への分割は、「Shell」の「Split Holizontally」を選択すればできます。ショートカットの場合は「command + shift + D」です。

ウィンドウの削除

「command + W」で、アクティブになっているウィンドウを削除できます。

ウィンドウの移動

「command + option + 矢印キー」で、分割されたウィンドウ間を移動できます。

新しいタブをひらく

「command + T」で新しいタブをひらきます。

タブを移動する

「ctrl + tab」で、ひらいているタブを順番に移動します。指定したタブに移動する場合は、「command + 数字キー」を使います。

新しい画面をひらく

「command + N」で新しい画面をひらきます。

フルスクリーン

「command + Enter」で、フルスクリーンのオン・オフを切り替えることができます。

iTerm2の便利な機能3つ

ログの自動取得

iTerm2では、ログを自動で取得することができます。設定方法です。「Preferences」から「Profiles」タブを選択して、該当するプロファイルを選択します。次に、プロファイルの「Session」タブをひらくと、「Automatically log session input to file:」という項目があるかと思います。ここにチェックを入れて、ログを出力する場所を指定すればOKです。

ペースト履歴を見る

iTerm2では、Terminalのペースト履歴が細かく保存されます。ペースト履歴を見たい場合は、「command + shift + H」を押しましょう。ダイアログ形式でペースト履歴が表示されるので便利です。

検索

iTerm2は、検索機能が優れています。例えば、検索(command + F)でヒットしたテキストはハイライトして表示されます。「command + G」で、ヒットしたテキストを順に移動していくことができます。「command + shift + G」で逆の順番に移動させることも可能。

ブロードキャストコマンド

複数のタブで、同じコマンドを同時実行できる機能です。TeraTermでも有名な機能ですね。対象のウィンドウで、「command + shift + I」を押してください。アラートのダイアログが出るので、「OK」を押せばブロードキャストコマンドがオンになります。

あとがき

iTerm2は設定項目も豊富なので、自分好みの実行環境がつくれますよ。背景色やフォントなんかも変えられるので、いろいろと試してみてください。

フリーランスならポートフォリオを作るべし!

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ポートフォリオで職歴アピールって、デザイン関係の仕事をしている人だけの話だと思っていませんか?
最近はフリーランスのエンジニアが作ったポートフォリオを時々見かけます。
次の仕事のために、ポートフォリオを用意してみませんか?

ポートフォリオって何?

ポートフォリオというと、クリエイターの作品を集めたもの、という意味で聞くことが多いですね。
本来は「紙の書類をまとめて運ぶための書類入れ」というニュアンスだそうです。
そこから、その紙に書かれた作品の集まりを指すようになったようです。

他にも金融関係では投資している金融商品の組み合わせを意味します。
教育関係ではペーパーテストだけでない総合的な学習評価方法などを指すことも。
とにかく「いろいろな種類の成果を集めたもの」らしいです。

IT業界で聞く「ポートフォリオ」は、Webデザイナーやグラフィックデザイナーなどが自己PRのために作成した自分の作品集というニュアンスでしょうか。
デザイナー、これを就職や転職の資料として、フリーランスとしては営業の時に活用します。

クリエイティブな人材を登用するときは、面接や履歴だけでは、相手が自社の仕事に合うかどうかを測りきれません。
そのために、ポートフォリオが重要になるのです。

自分をアピールすべし!

これはエンジニアも同じ。
一口にエンジニアと言っても、経験した業務のスケールやポジション、使える言語など、内容は多岐に渡ります。

面接の場では緊張して充分に自分のことを伝えられない、話すのはあまり得意ではないという人もいます。
でも、ポートフォリオがあれば自分にはどんなことができるのか、業務以外ではどんな経験があるのかを効果的に見せることができます。

経験した仕事だけでなく、未経験の分野や言語にチャレンジするときにも、経験や能力をアピールすることができます。
たとえば「業務ではWebに関係ない部門にいましたが、プライベートでWebサービスを作ってみました」と書いてあれば、アピールに繋がります。
まったくの異分野にチャレンジするの?と不安な相手も安心するはず。

どんなポートフォリオを作ればいいのか?

エンジニアには、ビジュアル的にわかりやすい作品がありません。
そのため、ポートフォリオと言ってもどうすればいいのか、という人も多いでしょう。
ポートフォリオには、履歴書のような決まったテンプレートはありません。
必要な要素を入れたサイトを作りましょう。

IT関係なら、誰からも見てもらいやすいように、Webで作るのが一般的です。
フリーランスのエンジニアなら、ネットでコミュニケーションさえ取れれば、遠隔地からも受注できるので、連絡先だけははっきりしておきましょう。

自己紹介

まずは自己紹介です。
名前や連絡先などを明らかにしておきます。
連絡先さえはっきりしておけば、あまり細かい個人情報を載せることはありません。

連絡先はメールアドレスだけでなく、Slackやskype、GitHubなどのアカウントを載せておきましょう。
特にエンジニアとしての営業に使うなら、GitHubのアカウントは必須です。

業務内容

これまでに業務で経験したジャンル、ポジション、使用できる言語などをまとめましょう。
クライアントとの契約上、詳細に書けない仕事でも、言語やジャンルを大まかに書いておきましょう。
Webサービスなど、見られるところにある作品へのリンクも貼っておきましょう。

作品の数を増やすより、なるべくいろいろなジャンルがある方がいいでしょう。
自分がメインでやった仕事、自信のある仕事、インパクトのある仕事は前の方にまとめましょう。

GitHubで自分の書いたコードを見せるという方法もあります。
実際にコードを見せると、短い時間で効率よく自分を知ってもらえます。
またアクセス解析など、開発周りの知識で勉強していることがあれば書いておくといいでしょう。

どんな形で作ればいいか?

できれば独自ドメインとレンタルサーバーで独自のサイトを作るといいでしょう。
無料ブログや無料サイト作成サービスなどもありますが、万が一サービス終了などで消えてしまっては大変です。
せめて独自ドメインだけでも取得しておきましょう。

独自ドメインはSEO上の効果もありますが、何よりサービス終了で消えることがありません。
顧客からの信頼度も上がります。
レンタルサーバーを借りても年間数千円の費用で済むことが多いので、自分だけのものを用意しましょう。

エンジニアではないので、メインになるのは内容です。
Webデザイナーを兼務する方以外はデザインにはあまりこだわらなくていいでしょう。
サイト作成が苦手なら、独自ドメインの使えるWeb作成サービスもあります。
テキストがメインになるので、派手な色使いやイラストよりも、読みやすさを心がけましょう。

独自で作成したウィジェットやブログパーツなどがあれば、実装してアピールしましょう。

ブログも付けよう

ブログは単独で作られることも多いですが、ポートフォリオサイトの一部として作っておきましょう。
こちらもテンプレートに凝ることはありません。

目的は、ポートフォリオサイトを作成以降の新しい情報を載せることです。
ブログならポートフォリオを更新するよりも気軽に更新できますし、日記部分では自己紹介の補完もできます。
日記と言っても趣味の話を載せるのではなく、ある程度仕事に絡めた内容を書きましょう。
次のような内容なら、書くネタも多いはずです。

  • 読んだ技術書や雑誌のレビュー
  • 購入したマシンやガジェットのレビュー
  • インストールしたアプリのレビュー
  • 参考にしているWebサイトの感想
  • 作成したコードへのリンクや裏話(特に難しかった部分)
  • IT関係のイベントへ出席したこと、感想
  • 自分の勉強日記、まとめ
  • 自分の勉強日記、まとめ

作ったあとは

せっかくポートフォリオサイトが出来ても、作りっぱなしではいけません。

更新する

ポートフォリオサイトを作ったはいいのですが、3年前に作成したきりで何の更新もされていなければ、連絡をとっていいのか迷ってしまいます。
業務で新しいことを経験したり、新しい言語を勉強したりしたら、適宜更新しましょう。
更新することで、営業中であることも示すことができます。

ブログを作成するのは、このためでもあります。ブログなら気軽に更新できるからです。
もちろん、時々メインサイトの方も更新しておきましょう。

名刺を作る

名刺を作ったらポートフォリオサイトのURLを入れておきましょう。
後から見てもらえますし、顧客の周りで話題になるかもしれません。
連絡が取れるように、メールアドレスやSlackやskype、GitHubなどのIDも必ず入れておきましょう。

印刷しておく

新しい顧客に営業する、打ち合わせに行く、などの機会には、ポートフォリオサイトを印刷したものを持って行きましょう。
顧客はあなたのことをあまり知らないかもしれないからです。

荷物にならなければタブレットやPCを使ってWebを見せることもできますが、先方に回して見てもらう場合は紙で見せたほうが早いからです。
紙ならそのまま相手に渡してしまうこともできます。
印刷するのは概要だけで、コードまで印刷する必要はありません。

さいごに

ポートフォリオを作るのはちょっと面倒ですが、一度作ってしまうと面白いものです。
顧客からの反応も気になりますし、顧客以外の同業者や知人からの反応も嬉しいですし、横の繋がりが増えることもあります。
ポートフォリオを作ることがモチベーションになって、新しい言語の習得や作品作りがさらに楽しくなりますよ。

エンジニアならブルーライトと紫外線から目を守れ!

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エンジニアの作業と言えば、ひたすら机の前でキーボードを叩いているかモニターを眺めている時間がほとんどですね。
とくにフリーランスなら、体力の続く限りモニターの前に座っている人もいるはず。

エンジニアは目が命

エンジニアは、仕事中ずっと目を使っています。使わないと仕事になりません。しかも仕事が長い。
あらゆる職業のうち、かなり目を酷使する職業です。
作業が一段落する頃には、目がかなり辛くなっていませんか?

そして、最近よく聞くのがブルーライトの影響です。

本当に怖い?ブルーライト

ブルーライトって何なのか、何が怖いのか、ご存知ですか?

ブルーライトって何?

ブルーライトは、可視光線中で400nm~495nmという波長が短い光です。
光は波長が短いほど体への影響力が大きく有害になります。
つまりブルーライトは可視光線の中で一番高いエネルギーを持ち、目に対する刺激が高い光です。

ブルーライトを直視すると網膜や黄斑部にダメージをあたえます。
また波長が短いため、他の色と比べて光の波が小さくて、空気中のチリやほこりで散乱しやすくなっています。
ブルーライトが散乱すると、画面がぶれたりチラすいたりして、ピントを合わせづらくなります。

その結果、目が疲れやすくなるのです。

ブルーライトは増えている

最近、身の回りはブルーライトにあふれています。これはLEDがたくさん使われるようになったから。
節電に効果的だということで好評なLEDは、青と黄色の光を混ぜて白い光を作っています。
そのため、LEDの光からはブルーライトが多く発生しています。

またパソコン、液晶テレビ、スマートフォンの画面、携帯ゲーム機などもLEDライトの光を出しています。
特にスマートフォンはかなり目に近い距離で使う人もいます。
そのため、ブルーライトの害も格段に大きくなっているのです。

ブルーライトはどう目に悪い?

ブルーライトは目のピント調節機能に負担をかけるので、ドライアイや眼精疲労の原因になり、視力の低下にもつながります。
さらにブルーライトの刺激が続くとダメージが蓄積し、網膜疾患や加齢黄斑変性の原因にもなると言われています。
またブルーライトを浴びすぎると体内時計や自律神経が乱れて睡眠不足になるので、他のいろいろな病気の原因になったりします。

ブルーライトから目を守るには?

最近ではブルーライトの害がよく知られるようになり、いろいろな対策ができています。

パソコンの設定を変える

画面の色の設定を変えたり、明るさを下げて、目への刺激を減らします。
スマートフォンの場合、明るさは50%くらいがいいでしょう。

パソコンの場合、背景画像は黒いもの、少なくともブルー以外のものがいいと言われています。
またパソコンの色調設定で青を弱めにしたり、明るさを減らすこともできます。
費用もかからずに手軽にできるので、始めやすい対策です。

ただし、この方法は画面全体が本来と異なる色になってしまいます。
デザイナーなど微妙な色の違いが重要な要素になる職業では使えません。
また設定によっては逆効果になる場合もありますので、よく確認してください。

メガネをかける

最近いろいろなメガネメーカーからブルーライトをカットするメガネが発売されています。
これらのメガネは、ブルーライトをカットして画面のチラつきを抑えてくれます。

パソコンやスマートフォン1つ1つにアプリを入れたり設定を変えることをしなくても、1本メガネを作れば、どの端末にも使えます。
またメガネは必要に応じて外せるので、デザイナーでも使える唯一の方法です
色味を調整するときは外してください。

ただしブルーライトは黄色や黒色に吸収される性質があるので、レンズは黄色やブラウンがかった色になります。
オフィスで色付きレンズを使うのは気になるという人もいるかもしれません。
また、どうしても最初にそれなりの費用がかかります。
これまでメガネを使ったことのない人は、メガネに慣れるまで気になるかもしれません。

フィルムを貼る

液晶画面の発するブルーライトを低減するタイプの液晶保護フィルムも市販されています。
パソコン用もスマートフォン用もあります。
ブルーライトだけでなく、画面の反射やチラつきなども抑えてくれるので目に優しく、液晶画面の保護にもなります。

フィルムをキレイに貼るのが難しく、ちょっと目立つものもありますが、一度貼ってしまえばあとは何もしなくていいので手軽です。
逆効果になることもありません。

この方法も画面全体が本来と異なる色になってしまうので、デザイナーなどは使えません。
また、持っている端末や画面の数だけフィルムを貼る必要があります。

アプリを入れる

ブルーライトをカットする効果のあるアプリも、たくさん出てきています。
これをインストールすると、ブルーライトがかなり軽減できます。
PC用、Android用、iPhone用などいろいろなアプリがありますので、自分の使用している機種に合わせて検索してください。

一度アプリをインストールするとあとは自動的に調整してくれるので、手軽に使えます。
逆効果になることもありません。

有料のアプリもありますが、無料のものもたくさんあります。
スマートフォンにフィルムを貼ると、のぞき見防止効果もあります。
この方法も画面全体が本来と異なる色になってしまうので、デザイナーなどは使えません。

紫外線にも注意

これから紫外線が強くなる季節です。
紫外線と言えば夏の日焼けというイメージですが、実際には春先から急激に増えています。
オフィスに大きな窓があるところでは、紫外線が直接目に影響します。

紫外線も目に悪い

紫外線はブルーライトよりも波長が短いので、やはり目に悪い影響があります。
強い紫外線は急性の紫外線角膜炎を引き起こすことがあります。
さらに慢性の翼状片、白内障、黄斑変性症などの原因になる可能性もあります。

紫外線から目を守るには?

紫外線対策には、窓に薄い色のカーテンなどをかけて、直接目に紫外線が入らないようにしましょう。
サングラスやメガネも効果的です。
メガネメーカーによっては、PC用メガネ(ブルーライトカット効果のあるメガネ)に紫外線カット効果を加えたものも発売しています。
ちなみに濃い色のサングラスをかけると目は瞳孔を開き、より多くの光を取り込むので、サングラスは色の薄いものの方が効果的です。

作業環境を見なおそう

ブルーライトや紫外線と聞くとついサングラスやメガネを気にしてしまいますが、他にもできることがあります。

ブルーライトを抑える機能付きのLED照明を使う。

LED照明も同じようにブルーライトを発しています。
最近は色合いを調節して青色を弱め、ブルーライトを抑える機能のついた照明器具も販売されています。
交換時期には気にしてみてください。

姿勢を正す

姿勢のいいエンジニアはあまり見たことはありませんが、猫背は目にもよくありません。
正しい姿勢で作業すると、目の負担も減ります。
最低でも目と本やノートは30cm、スマートフォンは40cm、パソコンのモニターは50cm以上離して見るのが理想です。

徹夜しない

ブルーライトは昼間に受ける影響より、夜に受ける影響の方が大きいそうです。
夜は作業せずに目を休め、できるだけ寝たほうがいいでしょう。

ブルーライト対策は効く?

個人の感想ですが、疲れにくくなりました。
私はもともと近視でメガネやコンタクトを使っているので、ブルーライトカットアプリを使っています。
パソコン(Windows)ではf.lux(公式サイトはこちら)、スマートフォン(Android)にはReduceBlueLightというアプリを入れています。

f.luxは現在地の時間帯に合わせてブルーライトをカットしてくれます。
朝から昼は明るく、夕方以降は画面が黄色がかって見えてきます。夜にパソコンを使っても、あまり疲れません。

スマートフォンのReduceBlueLightは時間帯に関係なくブルーライトをカットしてくれます。
画面は黄色くなりますが、慣れてきたらあんまり気になりません。
たまにReduceBlueLightを外すといきなり強い光が目に入ってきてびっくりするくらいです。

どのタイプでもいいですが、目のためには何らかの対策をすることをおすすめします。

アナログな道具にも凝ってみる。おすすめの文房具

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最近、文房具売り場が賑わっています。並んでいる文房具もカラフルでオシャレ。
以前は子供向けのハデなキャラクターもの、オジサン向けの黒一色、それ以外の無難なデザイン、という雰囲気でしたが、今はカラーバリエーションも豊富で好みに合わせて選べたり、形がちょっとオシャレだったり、いろいろなものが出ています。
どうせなら気に入った物を使いたいという人も多いはず。
それは、デジタルにどっぷり浸かっているエンジニアでも変わりありません。

デジタルと使い分けるのではなく、共存する

「デジタルの時代になれば、オフィスから紙は消える」と、何年も前から言われてきました。
しかし、消えるどころかますます紙が増える傾向にあります。

むしろこれからは「デジタルとアナログが共存する時代」といえるでしょう。
デジタル派のエンジニアでも、紙をうまく使って仕事を効率化している人がたくさんいます。

デジタルを使うのは

オフィスには、デジタルを使った方が効率的な部分がたくさんあります。
とくに事務処理はデジタルの圧勝でしょう。処理は速いし、電卓も不要です。

保存・保管も簡単です。いくつものバージョンを取っておいても平気です。
たくさんのデータを保存しても、必要なスペースはほとんど変わりません。
データの検索が必要なときも、デジタルなら簡単です。

また、簡単に共有できるのもデジタルの強みです。
紙を回覧するのは、手間も時間もかかります。

ただしあまりにデジタルに依存すると、漢字が書けなくなります。

スケジュール

スケジュールはクラウド型のスケジューラーに入れるのが便利です。
決まった仕事の部分だけクライアントと共有したり、プロジェクト管理と連動して進捗状況を見たりするのは、アナログでは大変です。
プライベートなスケジュールを家族と共有することもできます。
子供の予定や飲み会(夕食不要)の予定を入れておくと便利ですよ。

連絡

チャットツール、SNS、メール、どういう方法を使うにしろ、デジタルの方が便利です。
急ぎなら電話をかけることもあるかもしれませんが、文字で残る方法の方が確実です。

経理処理

帳簿などはデジタルにするしかないでしょう。
アナログでは、計算も電卓で手作業でやることになります。
デジタルならかかる手間も時間も数分の一です。

仕事

当たり前ですが、エンジニアなら本来の業務もデジタルでやることが多いはずです。

アナログを使うのは

デジタルを使って効率化を追求するなら、アナログを使うのはここぞという時です。
よく「アナログなら入力が速い」と言われますが、あくまで簡単なメモを取る程度。
エンジニアなら、ちょっとした文章入力もキーボードの方が速いですね。

アナログのメリットは、軽い、電池が要らない、電波が要らない。デバイスにも依存しません。
デジタルの致命的な欠点を補うことができます。

メモやノートは、ビジネスマンにとって重要なツールでもあります。
USBメモリなどは一切持ち込み禁止の客先のオフィスでも、紙のメモなら持参できるところもあるからです。
なんの処理をするにしても、メモを一切なしに仕事ができる人はそうそういないはず。
メモリが持ち込めない時には、紙が頼りになります。

アイデア出し

仕事のアイデアを出したり、構成を練ったりするときは、紙に手書きの方がいいという人が多いようです。
キーボードでもいいのですが、紙にペンで書いた方が自由な発想が出るという声もあります。
白い紙でなく方眼紙を使うとか、できるだけ大きな紙にカラフルなペンで書くのがコツなど、それぞれの流儀があるようです。
全体をひと目で見渡せる、概略をつかみやすいというのがアナログのメリットです。
書いたものは仕事中に眺められるようにデスクにおいたり、デジタル文具でデータ化できます。

メモ

同じように、メモも紙に手書きの人が多いですね。
仕事の内容によってノートを使い分けるので、何冊も持っているという人も。

打ち合わせのための資料

エンジニアなら重たくてもパソコンを持ち歩く人が多いですが、紙の資料も重いです。
しかし紙なら縮小コピーとか一部分だけ持ち出すという技も使えます。

手紙

フリーランスなら、小なりといえど経営者です。時にはかしこまった挨拶状なども必要です。
納品書や請求書などを紙でやり取りすることも多いです。
そういう場面は、まだまだ手紙の出番です。

デジタル派に人気のアナログ文房具

デジタル派と共存しやすい文房具をいくつかご紹介します。
この他にも、手書きをデジタル化できるノートなど、定番の人気商品がたくさんあります。

ロディア クリックブロック マウスパッド

クリックブロック マウスパッド

(公式サイトはこちら
定番人気のロディアのメモ帳ですが、マウスパッドの大きさで、裏表紙には滑り止め加工がしてあり、そのままマウスパッドになります。
普段はマウスパッドとして使いながら、必要なときにはメモ帳になるオフィス向けのメモ帳です。
ただし、メモ部分が減ってくると、上のほうがちょっと邪魔です。
派手なオレンジ色がオシャレで、他の紙類に埋もれることもありません。

欧文印刷株式会社 nuboard

nuboard

(公式サイトはこちら
ミニサイズで持ち運びできるホワイトボードです。
普段は壁掛け型になっているものがリングノートになっているだけで、印象が変わります。
自分のアイデア出しにも、打ち合わせにも、好きに使えます。
自動的にデジタル変換する機能はないので、必要なら写真に撮るしかありません。
大きさはいろいろあるので、用途や好みで選んでください。

キングジム オレッタ

オレッタ

(公式サイトはこちら
細長いプラスチック製のファイルです。広げるとA4になりますが、普段はA4を3つ折りにしたサイズで持ち運びます。
つまり、オフィスで一番よく使うサイズの紙を手軽に持ち歩けます。
他のファイルよりも断然軽くて小さいので、外出時に便利です。何色かあるので使い分けもできます。

ぺんてる airpen Pocket

airpen Pocket

(公式サイトはこちら
書いたものをデジタルに保存するノートやメモ帳は何種類もありますが、その紙を使う必要があります。
こちらは逆に、書いた文字をブルートゥースでワイヤレス送信できるペンです。
実際に文字を紙に書きながらデジタルデータとして保存できるので、カメラで撮ったり、スキャニングする必要がありません。
紙も選びませんし、打ち合わせの相手を待たせることもありません。
書いたものを相手に渡して、自分はデータを持って帰ることもできます。

株式会社エジソン ほんたった

ほんたった

(公式サイトはこちら
本を見ながらPCで作業するのは大変ですが、本を開いて立てておける台があると便利です。
本来は読書のためのグッズですが、本を確認しながらパソコンで作業できるので、エンジニアにぴったり。
適度な傾斜になるように調節できるので、分厚い技術書でも快適です。

文房具で手軽に気分転換

最低限の機能を満たすだけなら、ほとんどの文房具は100均にもあります。
でも、最近発売されたものの多くは、ちょっとだけ高機能だったり、ちょっと凝ったデザインだったりします。
仕事で疲れても、気に入ったものが目に入れば、ちょっとした気分転換になるはず。
文房具なら自然に仕事中に使えますし、ちょっと凝ったものを使っても、それほど高額にはならないのも嬉しいところです。

いま話題のRuby風味な言語「Elixir(エリクサー)」でHello Worldしてみた

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ちまたで話題の言語、ElixirをインストールしてHello Worldしてみました。

Elixirってどんな言語?

Elixir(エリクサー)は、最近人気の関数型言語です。Rails風味と言われることも多いのですが、それもそのはず、RailsのコミッターであるJose Valimさんが開発した言語なのです。Erlang VM上で動作します。

人気と言っていますが、実際にはどれくらい人気なのでしょうか?GitHubでのスター数を見てみましょう。記事執筆時点では、GitHubスター数は6,724となっています。Railsが30,653なのと比較するとまだ数は少ない?ような気がしますが、そんなことはありません。例えば、CakePHPは6,395、WordPressは7,267。十分スター数は多いですね。次にくる大物Web系言語と言われています。

Googleトレンドでの検索ボリュームも比較してみました。ノイズもあるので一概には言えませんが、世界的に注目を浴びている言語であることがわかります。

Googleトレンド

Elixirをインストールする方法

Elixirのインストールはとても簡単。パッケージ管理ツールのHomebrewを更新して、Elixirをインストールします。

$ brew update
$ brew install elixir

ElixirはErlang VMで動くので、Erlangもインストールする必要あり。ですが、上のコマンドでErlangも一緒にインストールしてくれます。インストールが終わったら、下のコマンドを実行してバージョン確認をしてみましょう!

$ elixir –version
Elixir 1.1.1

インストール、うまくいっているようですね。ヘルプも確認してみます。

$ elixir --help
Usage: elixir [options] [.exs file] [data]
-v Prints version and exit
-e “command” Evaluates the given command (*)
-r “file” Requires the given files/patterns (*)
-S “script”   Finds and executes the given script
-pr “file” Requires the given files/patterns in parallel (*)
-pa “path” Prepends the given path to Erlang code path (*)
-pz “path” Appends the given path to Erlang code path (*)
–app “app” Start the given app and its dependencies (*)
–erl “switches” Switches to be passed down to Erlang (*)
–name “name” Makes and assigns a name to the distributed node
–sname “name” Makes and assigns a short name to the distributed node
–cookie “cookie” Sets a cookie for this distributed node
–hidden Makes a hidden node
–detached Starts the Erlang VM detached from console
–werl Uses Erlang’s Windows shell GUI (Windows only)
–no-halt Does not halt the Erlang VM after execution** Options marked with (*) can be given more than once
** Options given after the .exs file or — are passed down to the executed code
** Options can be passed to the Erlang runtime using ELIXIR_ERL_OPTIONS or –erl

 

ElixirでHello Worldする

インストールができたところで、早速Hello Worldしてみましょう!下記のように入力して、Enterを押します。

$ iex
Erlang/OTP 18 [erts-7.2] [source] [64-bit] [smp:2:2] [async-threads:10] [hipe] [kernel-poll:false] [dtrace]
Interactive Elixir (1.1.1) – press Ctrl+C to exit (type h() ENTER for help)
iex(1)>

 

続いて、下記のコードを打ち込んでHello Worldと表示します。

iex(1)> IO.puts “Hello World!!”
Hello World!!
:ok


表示されましたね!Hello Worldできました。

あとがき

今回はインストールとHello Worldまででしたが、機会があればもう少し使い方についてご紹介していきますね。


モバイルWi-Fiルーターでセキュリティを高めるためのポイント

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モバイルWi-FiLANルーターを使っている方も多いかと思います。電波の通る場所であればどこでもネットが使えるので、便利ですよね。営業などの外回りの仕事をされている方や、フリーランスにとっても欠かせないものかと思います。

便利な一方で、モバイルWi-Fiルーターを使う時には注意すべきポイントもいくつかあります。本稿では、WiMAXやワイモバイルなどの機器を安全に使うための注意点や設定について解説します。

モバイルWi-Fiルーターでセキュリティを高めるためのポイント

モバイルルーターはとても便利な一方で、設定をしっかりしておかなければセキュリティ被害に合う可能性もあります。例えば、無断で通信を利用されたり、自分が行った通信を盗み読まれることも考えられます。

設定さえ行っておけば、そういった危険性を大幅に減らすことができます。安全に使っていくためにも、ぜひルーターの設定を確認しておきましょう。

モバイルルーターの設定

暗号化方式

モバイルWi-Fiルーターを使うときは、必ず暗号化方式を確認しておくようにしてください。暗号化方式とは、Wi-Fiなどの無線通信を安全に使うための技術のことです。暗号化方式にはいくつかの種類があって、端末によって使うことのできる暗号化方式が異なります。代表的な暗号化方式についてまとめておきますね。

  • WEP 暗号化方式の中では歴史が長く、セキュリティレベルも低いです。
  • WPA WEPの欠点を修正した暗号化方式です。TKIPなどはこれの一部。
  • WPA2 WPAをさらに改善した暗号化方式です。AESはWPA2の一部です。

おすすめはもちろん、WPA2やAESなどの暗号化方式です。WEPは危険なので使わないようにしましょう。

SSIDのステルス化

SSIDとは、無線LANの親機を識別するためのIDのこと。「ネットワーク名」と呼ばれることもあります。

スマホやパソコンで、接続可能なWi-Fiのリストを見ることがありますよね。その時に表示されている名称が、SSIDです。SSIDのステルス化とは、このSSIDを隠してしまうことで、他人からの接続を防ぐことを言います。

各端末によって設定方法は異なりますが、設定画面でチェックを入れるだけなど、簡単に設定できる場合がほとんどかと思います。

MACアドレスフィルタリング

MACアドレスとは、無線LANを利用する端末(子機)のことを言います。モバイルWi-Fiルーターに接続する、スマホやパソコンのことですね。MACアドレスフィルタリングとは、この接続可能な端末を制限する方法のことです。

MACアドレスフィルタリングをすると、自分の持っているスマホなど、必要最低限の端末しかルーターに接続できなくなります。他人の端末からは接続できなくなるので、セキュリティも高まります。

MACアドレスは、端末に固有のものです。Wi-Fiルーターに接続させたい端末が3台ある場合は、それぞれのMACアドレスを調べて、3つのMACアドレスを設定します。

プライバシーセパレーターを使う

ルーターを複数人で使っている際に設定しておいて欲しいのが、プライバシーセパレーターです。これは、ルーターに接続している端末同士の通信を禁止する方法のことです。通信だけでなく、名称や共有資源についても丸見えになってしまう可能性があります。特に必要でないなら、プライバシーセパレーターはONにするようにしましょう。

なおプライバシーセパレーターをONにしていると、無線ネットワークを介してプリンターに接続できなくなる場合があります。その場合は必要なときだけ、プライバシーセパレーターをOFFにする必要があります。

その他の注意点

大切な情報はSSL通信で

個人情報や大切な情報は、できるだけSSL通信でやり取りするようにしましょう。SSL通信とは、データを暗号化することによって安全にネットを使うための技術のことです。SSL通信を使うことで、通信内容を読み取られるリスクも大幅に減らすことができます。

SSLに対応しているサイトなのかどうかは、ページのURLを見ればわかります。URLが「https://」ではじまっていればSSL対応、「http://」ではじまっていればSSL非対応ということになります。ブラウザによっては、SSLに対応している場合、URLの横にカギマークが表示されていることもあります。

使わない時は電源を切る

基本的なことですが、使わない時はモバイルWi-Fiルーターの電源を切るようにしましょう。いちいち電源をオンオフするのは面倒なのですが、自分の無線LANを放置しておくのは意味がありませんし、リスクもあります。面倒ですが、利用していないときは電源をオフにしておくようにしましょう。

あとがき

モバイルWi-Fiルーターで注意すべきポイントについて解説しました。少し手間に感じますが、一回設定してしまえば終わりです。ルーターをお持ちの方は、一度確認してみてはいかがでしょうか。

2大クラウドメモ帳、どう使い分ける?

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個人用のメモ帳アプリと言えば、多くの人はEvernoteを思い出すでしょうか?
メモ帳というよりも個人用のデータベースのような高機能ぶりで、大きなシェアを持っています。
熱心なファンも多く、いろいろなところでTipsが公開されています。

よく比べられるGoogleKeepですが、Evernoteほどの熱心なファンはいないのかも。
Evernoteファンからは機能が少ないと言われたりしています。

でも実はこの2つ、同じ「メモ帳アプリ」と言ってはいけないほど方向性が違うんです。
うまく使い分けると、片方に感じていた不満が解消できるかもしれません。

Evernoteのおさらい

Evernoteと言えば、技術系なら知らない人はいないと思うほどのポピュラーなアプリ。
いろいろな形式のファイルを保存して、パーソナルなデータベースが作れます。
最近はDocomoの携帯を買うとプレミアムユーザーの権利がついてきたり、タイアップした文房具が発売されていたり、認知度も高いですね。

もちろんデータはクラウドに保管されているし、いろいろな端末向けのアプリがあるので、どこからでもアクセスできます。
Evernoteは高機能すぎて使い方がよくわからない、という声もありますが、熱心なファンがサイトでいろいろなTipsを公開しているので、ハードルは低くなりつつあります。

EvernoteがGoogleKeepよりすごいところ

いろいろな種類のファイルを保存できて、違う形式のファイルでも1つの「ノートブック」にまとめることができます。
多様なファイルを保存しても、いろいろな種類の検索ができるうえに検索オプションも豊富なので、いろいろな種類や内容のファイルを入れすぎてわけがわからない、ということもありません。

サードパーティ製のアプリも充実しているので、同じEvernoteを使っていても、どのアプリを使うかで使い勝手が違ってきます。
アプリを活用すれば、名刺を読み込んでスキャンし、iPhoneの連絡先に登録するという操作も楽にできます。

Webページをまるごとクリップできるので、該当サイトが消えていても読むことができます。
また、Evernoteに保存した内容をHTML化することもできます。
ユーザーごとのメールアドレスが割り振られているので、メールマガジンなどを自動的に保存しておくこともできます。

入力したデータは、ノートブックとタグで分類・整理できます。
入力のためのテンプレートも作成できるので、データの整形も可能です。
分類をきちんとすることで、目録、記録、ログなど、長く保存するものに向いています。

iftttやZapierで他のWebサービスと連携し、いろいろな機能を実現できます。
Evernoteには有料プランがあり、プレミアムユーザーはたくさんのデータを使用できます。

GoogleKeepのおさらい

GoogleKeepは、Googleが提供しているメモ帳アプリです。
Evernoteに比べて、こちらはとてもシンプルです。
機能も絞られているので、一見、Evernoteに比べて出来ないことばかりのように見えます。

GoogleKeepはEvernoteのようにデータベースを作るよりは、思いついたことをぱっとメモするメモ帳や付箋に近いです。

もちろんデータはクラウドに保管されているし、いろいろな端末向けのアプリがあるので、どこからでもアクセスできます。
Evernoteの検索機能も充実していますが、GoogleKeepも検索機能は強力です。Googleですから。

GoogleKeepの弱いところ

Evernoteに比べて、分類機能は貧弱です。
メモ自体を8色に色分けしたり、メモにラベルをつけることはできます。ラベルは1つのメモに複数つけられます。
基本的に、あまり分類などせずに何でも突っ込むように作られています。

入力できるファイルの種類も限られています。
テキスト、リストアイテム(チェックリスト)、画像つきメモ、音声メモの4種類dす。
リッチテキストも使えません。

Webページはリンクのみ保存されます。まるごと保存はできません。
リンクを保存するときに、コメントをつけることもできます。
これはEvernoteにはない機能です。

GoogleKeepのすごいところ

とにかく軽い。機能がシンプルなだけに、動作がとても軽いです。
低スペックなマシンやスマートフォンでは嬉しいポイントですね。
必要なことをぱっとメモして、すぐに忘れることができます。付箋と同じです。

Google製なので、Googleアカウント(gmailのアドレス)を持っている人なら、使っていなくても持っています。
もちろん無料です。有料プランもありません。
GoogleKeepはアプリからしか操作できないのでわかりにくいですが、データはGoogleDrive上にあるので容量も心配ありません。
Google製なので、アカウント全体に2段階認証をかけることができ、セキュリティの面からも安心です。

音声入力で入力できます。
Evernoteは音声メモとして保存しますが、GoogleKeepは音声ファイルと同時に、音声を自動でテキスト化して保存してくれます。
音声検索機能と同じように、かなり音声認識も精度が高いです。

あいまいな入力ができます。
Googleカレンダーなどではきちんと日時を入力する必要がありますが、GoogleKeepは「あとで」「来週」などの適当な入力が可能です。
この辺りは付箋のような雰囲気です。
入力項目が少ないのは、使い勝手の良さです。素早くメモを取ることができます。

GoogleKeepには、決まった時間や場所で通知してくれるリマインダーがあります。
Evernoteも決まった時間に通知してくれるリマインダーがありますが、場所をトリガーにした通知はできません。
GoogleKeepは端末のGPS機能と連動して、特定の場所に行ったときに、指定したメモを通知してくれます。
場所のリマインダーというと不思議ですが、かなり使い勝手がいいです。
たとえば決まった店に行くと買い物リストを表示したり、特定の駅に着いたら電話するよう表示したり、プライベートでもビジネスでも使えます。
もちろんAndroid Wearスマートウォッチにも表示されるので、スマートウォッチユーザーにはかなり便利です。
もちろん、時間をトリガーにして決まった時間に電話するように表示することもできます。

共有機能が強力なので、いろいろなところにシェアできます。
この機能は特にAndroidスマートフォンで威力を発揮します。
他のアプリからGoogleKeepへメモを共有し、編集してさらに他のアプリに共有できます。
Google+やTwitterなどのSNSだけでなく、メールやメッセンジャーアプリなど、いろいろなところにデータを渡すことができます。
もちろんメモ毎に指定した相手と共有できます。

どう使い分ける?

こう見ると、GoogleKeepはEvernoteとは全然違うアプリであることがわかります。
私はどちらのアプリも使っています。

GoogleKeepは一時的に保管したり、急いで入力したりするために使っています。
よく使うのは、SNSでシェアされたサイトやツイートなどで、後で見たいものをGoogle Keepにメモします。
一切分類や色分けはしていません。
入れたものは基本的にあとでアーカイブするか削除するのが前提です。
Todoや予定などにはTodoistやGoogleカレンダーを使っています。

Google Keepのメモは後からゆっくり見て、必要であればブックマークに入れたり、Evernoteに保存したりします。
入力時に分類やタグ付けをするのが面倒なので、ある程度長期保存すると決めたものだけを入力しています。
旅行用メモ、レシピなど、適用できるノートブックを考えて、分類しながら入力するようにしています。

Google Keepが付箋なら、Evernoteはノートブックです。

さいごに

どちらもとても便利なので、用途に合わせてうまく使い分けられると、一層便利になります。
スマートフォンでは、一時保管用のGoogleKeepのウィジェットをホーム画面に置いておくのがおすすめ。
音声入力と組み合わせると、すぐに使うことができます。

Dropboxでホームページを公開する!?方法

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クラウドストレージサービスのDropbox、使っていますでしょうか?さまざまなファイルやデータを保存して利用している方も多いかと思います。2GBまでは無料で使えるところも嬉しいですね。

とても便利なDropboxなのですが、ちょっと変わった使い方もできます。今回はそんなひと味違う使い方の中から、Dropboxでホームページを公開する方法についてご紹介したいと思います。

Dropboxでホームページを公開する

ホームページを作るには、素材となるHTMLやCSSなどのファイルのほか、サーバーとドメインが必要です。このサーバーの部分を、Dropboxに任せてしまおう!というのが今回のテーマです。サーバーは初期費用のほか、保守費用も必要ですよね。Dropboxを使えば、このサーバー費用をゼロにすることができるのです。

Dropboxのアカウントをお持ち出ない方は、下記のリンクから作成しておいてください。

Dropbox

https://www.dropbox.com/ja/

ファイルを用意する

まずはホームページの素材となる、HTMLやCSS、画像などの素材を作成しましょう。すでに用意できている場合は、そのまま利用するかたちで問題ありません。

パブリックフォルダに配置する

ファイルが準備できたら、いよいよDropboxの出番です!といっても、することは一つだけ。Dropboxをひらいたら、Publicフォルダにホームページの素材を保存します。これでホームページが見られる状態になりました。簡単ですね。

URLを確認する

ホームページが見られる状態になったとはいえ、ブラウザに入力するURLはまだ確認していませんでしたね。さきほどのPublicフォルダの「共有」ボタンを押すと、Publicフォルダのリンクが表示されます。ブラウザからリンクをひらくと、ホームページが表示されるかと思います。これで完了です。

独自ドメインを使う

ホームページの公開はできたのですが、まだ気になることがあります。

先ほどのPublicフォルダのリンクなのですが、https://www.dropbox.com/からはじまるURLでしたよね?これだと見栄えがあまりよくありません。できれば独自ドメインを使いたいのですが、さすがにそこまでの機能はDropboxにはついていません。

外部のサービスを使うしかないのですが、よく使われているのが「Site44」というサービスです。

Site44

http://www.site44.com/

Personalプラン(月額$4.95)では、10個のホームページまで利用できます。Professionalプラン(月額$9.95)では、50個のホームページまで利用可能です。30日間のトライアルも用意されています。

Dropboxへの接続を許可したのち、ドメインを指定するだけで使えます。独自ドメインのほか、「○○○.site44.com」といったドメインを指定することも可能です。

あとがき

高機能なホームページやCMSを使うことはできませんが、簡単なホームページを公開したいだけならDropboxでも十分利用価値がありますよ。ぜひ活用してみてください。

※注意!
2012年10月4日以降に作成した Dropbox アカウントにはPublicフォルダがないようです。
https://www.dropbox.com/ja/help/16
それ以降にアカウントを作った方はProやBussiness版を利用すればPublicフォルダを作成してホームページ公開できるようですね。

フリーランスのためのマイナンバー復習

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はじめに

マイナンバーの運用が始まりました。日常生活にはあまり関係なさそうなイメージで、通知のハガキだけ置いてあるという方も多いのでは?
逆に、すでに取引先とマイナンバーのやり取りをした方もいるかもしれません。
実はフリーランスの取引でもけっこうマイナンバーの出番があります。

さらに、2016年度分(平成28年分)の確定申告書(平成29年3月15日までに提出)からは、確定申告書にもマイナンバーを記入することになります。
フリーランスとマイナンバーの関係を予習しておきましょう。

そもそもマイナンバーって何?

マイナンバーは、正式には「社会保障・税番号制度」といいます。
国民ひとりひとりに個別の番号を割り当てて、複数の役所や機関に保存されている個人情報を一元的に管理しやすくするためのものです。
国民の側でも、手続きが簡単になって便利になると言われています。

何に使うの?

いまのところ、税務と社会保障、災害対策の3つの分野でのみ使われることになっています。
具体的には、次のようなところで要求されます。

  • 健康保険・厚生年金保険届出事務などのため、勤務している会社や役所で求められる
  • 源泉徴収票に記載するため、取引先から求められる
  • 確定申告書類に記入する
  • 特定口座を持っている場合、銀行から求められる

税務、社会保障、災害対策の以外の用途で使うのは、今のところ違法です。
これ以外の目的で、また利用目的をきちんと知らされずにマイナンバーの提示を求められても、見せる必要はありません。

マイナンバーのメリット

・所得を一元的に把握できるので、脱税しにくくなる
・社会保障制度がより充実する
・年金や生活保護の不正受給がなくなる

マイナンバーのデメリット

・事務負担が増える
・これまで隠れていた資産の状況が明るみに出る

マイナンバーカードは必要?

すでに届いている「マイナンバー通知カード」というハガキにも、各自のマイナンバーは載っています。
自分の番号を見るだけならこれでも充分です。
しかしマイナンバーカードがあれば、本人確認がそれ1枚で済むのが便利です。
取引相手が多く、本人確認の機会が多い場合はカードがあると便利でしょう。

個人事業主にとってのマイナンバーとは

法人には、社員それぞれに対するマイナンバーの他に、法人番号という番号があります。取引にはこれを使います。
フリーランスは、個人用に割り振られたマイナンバーをそのまま使います。

フリーランス全員が関係するのは、確定申告書類です。
2016年(平成28年)度分からは、書類にマイナンバーを記入する場所があるので、そこにマイナンバーを記入します。
これだけなら、それほどの手間ではありません。

フリーランスには、他にも、取引先とマイナンバーの交換をすることがあります。

  • 支払を受ける側として
  • 仕事を発注する側として

取引とマイナンバー

基本的に、報酬を支払われる側がマイナンバーを提示します。

仕事を依頼された場合のマイナンバー

フリーランスとして取引先から一定額以上の報酬を受け取っている場合、発注した側は「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」(以下「支払調書」)を作成します。
この支払調書には、「支払を受ける者」の名前とマイナンバーを記載する必要があります。

そこで、自分のマイナンバーを取引先に提示する必要があります。
またこのとき、取引先は対面で本人確認する必要があります。
この本人確認に、マイナンバーカードがあれば便利なのです。

さらに取引先は、取得したあなたのマイナンバーを適切に管理する必要があります。

仕事を依頼した場合のマイナンバー

フリーランスとして、仕事の一部を他の同業者に発注したりすることもあります。
また、ロゴマークや備品などの作成を依頼することもあります。
その場合、発注額によっては相手のマイナンバーが必要になる場合があります。

相手への年間の支払いが一定額を超えたときには、確定申告のときに支払調書を作成して税務署に提出しなければなりません。
この支払調書には、支払先の名前とマイナンバーを記載する必要があります。
もちろん相手が法人であれば、法人番号を記載します。

記載する前に、相手のマイナンバーまたは法人番号を提示してもらい、マイナンバーなら本人確認する必要があります。
また、提示してもらったマイナンバーは適切に管理する義務があります。
従業員を雇わず、一人で仕事をしているフリーランスは源泉徴収義務者ではないので、源泉徴収票を作成する必要はありません。

従業員を雇って給料を払っている場合は、同じように従業員のマイナンバーを確認する必要があります。
その場合は、源泉徴収票への記入も必要になります。

本人確認

マイナンバーを通知してもらうときには、支払者は支払を受ける者の「本人確認」をすることが義務付けられています。
これは、他人の番号のなりすましを防止するためです。
具体的には、次のような方法があります。

  • 「個人番号カード」の提示
  • 「個人番号通知カード」と、身分証明書の提示

「個人番号カード」の提示とは、マイナンバーカードを提示してもらうことです。
写真とICチップ付きで、身分証明書も兼ねているので、これ1枚で番号の提示と本人確認が完了します。

マイナンバーカードがない場合は「個人番号通知カード」と、身分証明書を提示してもらいます。
個人番号通知カードとは、マイナンバーを通知してきたハガキです。これでマイナンバーを提示します。
同時に運転免許証やパスポートなど、写真のついた公的な身分証明書を提示して本人確認とします。
写真付きの資格証明書などでも代用できることがあるので、マイナンバーのサイトを参考にしてください。

安全管理措置(情報セキュリティ対策)

マイナンバーを含む個人情報は「特定個人情報」なので、第三者に漏れたりしないように、適切に管理する必要があります。
フリーランスでも、中小企業と同等の安全管理措置が義務付けられています。
次のようなことに気をつけましょう。

  • マイナンバーの書いてある書類は、カギのかかるところに保管する
  • 書類を机の上に出しっぱなしにしない
  • パソコンに保存する場合は、最新ウィルス対策ソフトを導入し、パスワードを厳重に管理する
  • 必要なくなったマイナンバーは速やかに廃棄する

税法上、帳簿関係の書類は7年間の保管義務があります。この場合は、マイナンバー部分だけを削除しましょう。

こういうときどうする?

いろいろ言われているウワサを確認してみました。

収入があっても確定申告をしていないとバレる?

この場合は、フリーランスなので、給与所得がない場合を考えます。

年間所得が38万円を超えたときには、確定申告をして税金を納める必要があります。
38万円以下であれば確定申告の必要はありません。
ただし青色申告にすると届け出ている場合は、必ず申告しなくてはなりません。

申告しなければ取引はバレないような気がしますが、発注側が「支払調書」に支払先の名前、住所、支払額などを記入しています。
税務署は、そこから支払先がちゃんと申告しているかどうかを調べるので、バレやすくなります。

マイナンバーで脱税はバレる?

上と似ていますが、確定申告をしている場合です。
マイナンバーがあれば、納税者の収入を副業や不動産、株式売買などの分も一元的に管理できます。
つまり、収入の額がわかりやすくなります。
収入に比べて納税額が低ければ、見抜かれるでしょう。

また、同じ親が上の子供の扶養にも下の子供の扶養にも入っている、などということもわかります。
これまで見落としがちだった申告漏れや確認漏れも少なくなります。

マイナンバーで副業がバレる?

独立後は関係ありませんが、退職前に副業として開業している場合です。
その場合、副業の収入も住民税の対象となります。
つまり給料から天引きされる住民税の額が大きくなり、そこから会社にバレることが多いです。
これはマイナンバーに関係なく起こることです。

副業が就業規則に触れる場合は、気をつけましょう。
税務調査が入ったら、会社員としての信用もなくなります。

確定申告の書類にマイナンバーを書かなかったら?

マイナンバーを漏洩させたわけではないので、罰則はありません。
ただし税務署の方から「記入してください」という連絡が来るでしょう。

さいごに

個人事業主の場合、受注側になったり発注側になったり、自分で確定申告をしたり、いろいろな立場でマイナンバーを扱うことになります。
基本的な取り扱いは抑えておきましょう。

また、マイナンバーの管理についての規定は、罰則規定もある厳しいものです。
エンジニアなら機密事項の扱いには慣れているかもしれませんが、漏れることのないように気をつけましょう。

最近Product Huntで気になったサービスやアプリ、ガジェット

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Product Huntって知ってますか?世界中の最新サービスやアプリ、ガジェットなんかが紹介されているニュースサイトで、おもしろいサービスやアイデア探しなんかに使えるんです。Product Huntを見ていて最近気になったサービスやアプリ、ガジェットについてまとめてみました。

Gravity Sketch

Gravity Sketch

https://www.gravitysketch.com/index.html

ここ数年、3Dプリンターが大人気です。クリエイティブな制作にも、実用的な用途にも使えるのですが、ハードルの一つになっているのが3Dモデルの作成です。便利なCADソフトも出ているのですが、専門的な知識が必要になってしまうことがほとんど。ソフトに習熟するのも一苦労です。

「Gravity Sketch」は、直感的に3Dモデルの作成ができるアプリです。とりあえず、公式サイトのデモ動画を見てみてください。画面をなぞっていくだけで、サクッと3D形状がつくれてしまいます。難しいマウス操作やメニューをこねくりまわす必要もなし。アイデアがすぐに形にできますし、初心者でも使いやすいはず。

シンメトリーな形状も簡単につくることができますし、タブレットを傾ければそれに追従して視点が立体的に動きます。つくった3Dモデルは、FacebookやRedditなどでシェアすることも可能。3Dプリンティングサービスのshapewaysが使えるので、3Dプリンターが手もとになくても造形ができます。アプリはiPad版のみリリースされています。

CARDFORM

CARDFORM

http://cardform.co/index.html

タスク管理にTrelloを使っている方は多いかと思いますが、「CARDFORM」はなんとそのTrelloからホームページがつくることのできるサービスです。ホームページが簡単に制作できるサービスは多いのですが、タスク管理ツールを使ってホームページが制作できるのは「CARDFORM」くらいなのでは??リリースされて間もないのですが、Product Hunt以外にもさまざまなメディアで取り上げられています。

Trelloのリストが一つ一つのコンテンツになっていて、カードがその中の要素(タイトルや本文など)になっています。Trelloをいつも使っている方であれば、簡単にホームページが作成できるはず。

機能についてはいろいろと制限が多いので、実用的かと言うとちょっと厳しいです。ただ、タスク管理とホームページ制作を組み合わせるアイデア自体がおもしろいですし、ネタとしても参考になります。Trelloアカウントをお持ちの方は、ぜひ使ってみてください。

BETTER BOYFRIEND

BETTER BOYFRIEND

http://betterboyfriend.me

サービス名の「BETTER BOYFRIEND」を日本語に訳すと、「もっと素敵なボーイフレンドに!」といったところでしょうか。機能としてはそれほど目新しくはないのですが、サービス名がキャッチーなので選んでしまいました。

毎月、心のこもったギフトをパートナーや奥さんに届けてくれたり、誕生日や記念日にあわせてギフトやアクティビティをプレゼントできます。何をプレゼントするかは、事前にメールで確認がきます。おすすめされる商品は「Tried and True」と「Extra Credit」、「Quality Time」の3タイプ。この中から、プレゼントする内容を選びます。

こういった定期宅配(定期販売)サービスは、最近のトレンドです。エアクロなんかも好調ですよね。これからも似たサービスはいろいろと出てくるでしょう。

bttn

bttn

https://bt.tn/

アプリやウェブで使えるサービス、ifttt(イフト)に似たプロダクトです。iftttは、異なるアプリをつなげることができるサービスです。例えば、Twitterでお気に入りをしたら自動でEvernoteにツイートを保存したり。個々のサービスではできなかったコトが、iftttを使うと実現できます。

bttnは、iftttのガジェット版とも言える製品です。見たまんまの、ただのボタンなんですが、種も仕掛けもあり。iftttと同じように、事前につくった機能が動くんです。家に帰宅した子どもがbttnを押したら、親にSMSを送信したり。毎朝の服薬を、bttnを光らせてリマインドさせたり。

iftttと同じで、レシピ(何を実行させるか)を作るところがbttnを活用するためのポイントですね。

あとがき

Product Huntは、Y Combinatorが運営しているHacker Newsとよく似ています。Hacker Newsのプロダクト版と言われることもしばしば。IT系やガジェット系のフリークにとっては、見ているだけで楽しめるサイトですよ。冒頭で述べたように、新しいアイデアを考えたり、最近のスタートアップ事情について知ることもできます。

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